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惑星のさみだれ(2) ヤングキングC

水上悟志(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 少年画報社
発売年月日 2006/09/27
JAN 9784785926878

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惑星のさみだれ(2)

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商品レビュー

4.2

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2019/05/20

東雲半月によって登場人物が動き始めた印象が強い第二巻。物語そのものは第一巻で始まっていても、地球を砕く物語は夕日とさみだれ、そしてノイしか知らなかった為ある意味狭い世界の遣り取りで済んでいた それがさみだれより強い半月の登場によって、彼をどうやって打ち倒すのか、彼との交流の中でど...

東雲半月によって登場人物が動き始めた印象が強い第二巻。物語そのものは第一巻で始まっていても、地球を砕く物語は夕日とさみだれ、そしてノイしか知らなかった為ある意味狭い世界の遣り取りで済んでいた それがさみだれより強い半月の登場によって、彼をどうやって打ち倒すのか、彼との交流の中でどの様な想いに目覚めるのかという部分が描かれ始める 大人と子供という視点は本シリーズで重要なポイントとなってくる要素。それが半月によって提示されたのは後々の展開を思えば感慨深い 特に「大人が笑うのはな 大人は楽しいぜって子供に羨ましがられるため 人生は希望に満ちてるって教えるためさ」という台詞は何年経っても忘れることの出来ない この発言や地球が壊れなくても長生き出来ないさみだれの境遇を知ったことで夕日の中で少しずつ地球を砕く行為について考えが変わり行く描写は中々のもの もう一つ本シリーズで象徴的に扱われている要素がヒーローについて。 正義の味方を名乗る半月は4体目の泥人形が現れた際に何かよく判んないポーズをとって登場する。 また、危うく揺れ動く夕日にしつこく絡み様々な想いを教え導こうとする。 その在り方はヒーローのようでいてとても格好いいものだが、実は彼こそヒーローに憧れる人間だったと判る展開。 それらによって発生した認識の差が悲しい結末を呼んでしまうのは… 夕日は元々自分に価値を感じられていなかった状態に加え、半月という理想の大人を目の前にしてしまった。だから、半月が自分を庇うなんてしないだろうと考える 半月は正義の味方になろうとしてなれなかった人間であり、正義の味方という名刺を持ち歩くのは今度こそ正義の味方になろうという意気込みの現れ。だから泥人形から夕日を庇ってしまう その死はあまりにあっけない。それでいて衝撃的 突然現れてあっという間に消えてしまった半月。だというのに残された人物たちに与えた影響はとても大きくて。 半月に背中を押された夕日と半月の背中を追った三日月。彼等が出会ったことで物語の本編が始まるという演出はとても素晴らしいね

Posted by ブクログ

2013/02/16

半月さんかっこよすぎ。 大人論とか、なんていうか、心に響く。 読んだ当時、十代だった自分は、こうなりたい、で、二十代となった今でも、こうありたいと思える。

Posted by ブクログ

2011/08/10

淡々と書いているのに泣けた。夕日には自己投影出来ないが決して考えが伝わらない訳ではないと思った。 そして戦闘するとパンツ見える事に気づいた。

Posted by ブクログ

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