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11月のギムナジウム(文庫版) 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 1995/11/17 |
JAN | 9784091910158 |
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11月のギムナジウム(文庫版)
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商品レビュー
4.1
21件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
以前読んだのは同じ小学館文庫だが旧版(カバーイラストが萩尾望都ではない)で、収録作品も異なる。 今回初読だったのは、「もうひとつの恋」と「セーラ・ヒルの聖夜」。 どういう経緯で前回の文庫化の際に未収録だったかは知らねども、今回躍り出た2作によって、一冊の本として豊かになった。 まずは「もうひとつの恋」、本書で唯一コメディ。 大いに息抜きできる。その上ただの箸休めではなく、「双子」の系列で意義深い。 そして「セーラ・ヒルの聖夜」。 冒頭の表題作と呼応するように、またも「双子」テーマ。 しかも家族を前面に押し出してきて。 一冊の中で何度も「双子」と「家族」が手を変え品を変え現れる。 これが作者にとって切実でなくて何と言うのか、というところまで考え抜かれたセレクト。 この文庫本自体が美しい。 ■11月のギムナジウム 45p 既読。 ■秋の旅 24p 既読。 ■塔のある家 31p 既読。 ■もうひとつの恋 40p 初読。 ■かわいそうなママ 31p 既読。 ■白き森白き少年の笛 32p 既読。 ■セーラ・ヒルの聖夜 80p 初読。 ◇エッセイ―一九七〇年代の東京パラダイス:羽仁未央(エッセイスト)
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11月になったら読もうと決めていた7編を収めた萩尾望都さんの初期短編集。 表題作は、あの「トーマの心臓」の原型となった作品。50ページ足らずの短編だけどとても魅了させられました。 最後の「セーラ・ヒルの聖夜」には涙。偶然に自分たちが双子と知ってしまった兄妹のお話。子どもの方が断...
11月になったら読もうと決めていた7編を収めた萩尾望都さんの初期短編集。 表題作は、あの「トーマの心臓」の原型となった作品。50ページ足らずの短編だけどとても魅了させられました。 最後の「セーラ・ヒルの聖夜」には涙。偶然に自分たちが双子と知ってしまった兄妹のお話。子どもの方が断然大人で冷静なのが印象深い。 かつての憧れの中の外国(ヨーロッパ)の雰囲気(お城、妖精、薔薇)が溢れててうっとり。 同年代の羽仁未央さんのあとがきも良かった。 「トーマ」を読んでまた、読み返そうと思う。
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名作「トーマの心臓」の原型となった「11月のギムナジウム」。両親の不仲に耐えかねギムナジウムに転入したエーリクは自分とそっくりな少年トーマと出会う。そこで彼らの悲しい出生の秘密を知る。 新しい家庭を築き生き別れた父を訪ねてきた少年を描いた「秋の旅」 塔のある家に引っ越してきた少女マーティは塔に住む3人の妖精と仲良くなる。成長とともに妖精が見えなくなりやがて別れを迎えるが、妖精はささやかな魔法をかけていた「塔のある家」 結婚式の日に花嫁に死神がお迎えにきた。しかし彼女には双子の弟がいて。。。結婚式の日に死神を巻き込んで起こるコメディ「もうひとつの恋」 転落死した元恋人を訪ねてきたシーフレイクは彼女の息子から驚くべき事実を聞かされる「かわいそうなママ」 10歳のマリアは森で笛を吹く不思議な少年エディと出会う「白き森白き少年の笛」 冬休みを祖母の家で過ごすためセーラ・ヒルにやってきたキャロンは、自分とそっくりなクリスと出会う。彼らは12年前に生き別れた双子の兄弟だったが、事実を知った彼らの両親は彼らを引き離そうとする。クリスマスに教会の聖歌隊として歌った彼らの歌が、頑なな大人の心を解きほぐしていく「セーラ・ヒルの聖夜」。「あたしはたくさんの人を知っている なんてたくさんの人があたしやみんなの幸せのために祈っているのだろう...! 幸せだということを忘れてはいけません... ええ、決して!」
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