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【小説】もうひとつのMONSTER ビッグCスペシャル
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【小説】もうひとつのMONSTER ビッグCスペシャル

浦沢直樹(著者)

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【小説】もうひとつのMONSTER ビッグCスペシャル

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2002/06/14
JAN 9784091852793

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商品レビュー

4.1

40件のお客様レビュー

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2022/12/31

漫画の『MONSTER』と一緒に知人に借りた一冊。 持ち主から何の補足もなかった為、当然の様に漫画で解消されなかった(と思い込んでいる)謎を補足説明しながらの続編なのだと信じて読んでいたので「おやおやおや?」な展開。 タイトル通り、”もうひとつの“MONSTERの話であるわけで...

漫画の『MONSTER』と一緒に知人に借りた一冊。 持ち主から何の補足もなかった為、当然の様に漫画で解消されなかった(と思い込んでいる)謎を補足説明しながらの続編なのだと信じて読んでいたので「おやおやおや?」な展開。 タイトル通り、”もうひとつの“MONSTERの話であるわけで、驚きながら夢中で読みました。 それにしても、「本当に史実にあった事件混じっているだろうか?」と疑わせる作り込みに感嘆しか無い。 そして漫画にずっと寄り添っていた不気味さは本でも変わらず…。 怖しい

Posted by ブクログ

2022/11/09

その名の通り、浦沢直樹のサスペンス漫画『MONSTER』のサイドストーリーが展開されるのかと思っていたけど、ちょっと違っていた。 架空のジャーナリストの視点で、本編で詳しく描かれていなかった部分を、登場人物へのインタビューによって補完していくという装い。 執筆当時から設定はあった...

その名の通り、浦沢直樹のサスペンス漫画『MONSTER』のサイドストーリーが展開されるのかと思っていたけど、ちょっと違っていた。 架空のジャーナリストの視点で、本編で詳しく描かれていなかった部分を、登場人物へのインタビューによって補完していくという装い。 執筆当時から設定はあったけど意図的に情報を伏せていたのか、本書製作時に改めて考えて後付け的に加えたのかは分からないけど、確かにDr.テンマの家族や、ペトル・チャペックが心酔した人物、ルーエンハイムにグリマーとルンゲが都合よく居合わせた経緯など、本編で描かれなかった謎はちょっと不自然なほど多かったので、初読当時の鮮烈な印象を思い出すという意味でも面白く読めた。 別人の視点で本編をなぞるという設定自体はありがちなのかなという気はするけど、読めばわかるように手の込み具合が半端じゃないところが素晴らしい。この一点だけをとってみても読者に対するサービス精神、真摯な向き合い方は尊敬に値する、と言ったら褒めすぎかな。 漫画版のファンは必読だと思う。

Posted by ブクログ

2022/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マンガ「MONSTER」の副読本。リアルすぎて創作だということを忘れそうになる。  ところであまりにも人間関係がごちゃごちゃしてきてLASTは混乱してきたんだけど、いなくなった作者の走り書きのイラストはヨハン?何度か電話して通じなくてやっと繋がったと思ったら切られたけど、それを取ったのはヨハンかな。ヘルマン・フュアーもヨハンに殺られてしまっていたのでは。だからラストに隣の部屋にいたのは、彼のふりをしていたヨハン。マンガでは病室から消えてたし…。 と、まだまだ想像の余韻を残す終わり方だった。

Posted by ブクログ

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