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カムイ伝(文庫定価629円版)(1) 誕生の巻 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 1995/03/17 |
JAN | 9784091920317 |
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カムイ伝(文庫定価629円版)(1)
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商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
「うまれても非人の子じゃ。」 (わしらはなんのためにこの世にうまれてくるんじゃ!?) オオカミの生態について多くのページが割かれ、中盤になってやっとカムイが出てくるという最近の商業漫画じゃ絶対にできないような構成が新鮮だった。 オオカミの差別構造は人間と似ていながら別物という対...
「うまれても非人の子じゃ。」 (わしらはなんのためにこの世にうまれてくるんじゃ!?) オオカミの生態について多くのページが割かれ、中盤になってやっとカムイが出てくるという最近の商業漫画じゃ絶対にできないような構成が新鮮だった。 オオカミの差別構造は人間と似ていながら別物という対比なのだろう。 絵柄が好み。支配者は悪そうに、虐げられる側は優しそうに描かれていて可哀想な方に愛着が湧く。 でも当時に生きていたらこういう価値観に取り込まれていたのかもと想像すると怖い。身分制度がなくなった今も支配構造が消えたわけではないけど。 カムイは最下層にあっても超然としておりヒーローたる風格を備えている。 竜之進は武家の子だが傷付けられてもいる。これ闇堕ちしない? カムイを名付けた大男はこの先ストーリーに関わってくるのだろうか?
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全12巻、波のように繰り返される壮大な抵抗とたたかいの物語り、決して霧は晴れず先は見通せない。たたかいの渦中にいる正助、霧の切れ間に暗躍するカムイ。物語りは、今も続いているように思う。
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全15巻を興奮しながら読み終えた。 江戸時代初期の身分制の中、支配される側からの物語が圧倒的な迫力で書かれている。 時代モノは大半が支配階級である武士から見た史観になるため、被支配者側をテーマにしたものは少数だ。物語は並行して自然界の摂理が書かれ、喰う・喰われる関係が、搾取する・...
全15巻を興奮しながら読み終えた。 江戸時代初期の身分制の中、支配される側からの物語が圧倒的な迫力で書かれている。 時代モノは大半が支配階級である武士から見た史観になるため、被支配者側をテーマにしたものは少数だ。物語は並行して自然界の摂理が書かれ、喰う・喰われる関係が、搾取する・搾取される関係と比肩されるように印象づけられている。 巻末に『ヴィジュアルは映画を凌ぎ、ストーリーは小説を超えた。』と書かれているが、まさに圧巻の作品でした。
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