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グリンゴ(文庫版)(1) 小学館文庫
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グリンゴ(文庫版)(1) 小学館文庫

手塚治虫(著者)

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グリンゴ(文庫版)(1) 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 1996/12/05
JAN 9784091920089

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商品レビュー

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2021/04/03

『アドルフに告ぐ』の末尾にあるエッセイ・解説でこの『グリンゴ』が挙げられていたので、手にとってみた。 グリンゴを読んでいると「お前は一体何者だ?」と問い質されているような気持ちになる。 アドルフに告ぐでもそういう感覚はあったのだけど、蚊帳の外から傍観している感じだった。 グリンゴ...

『アドルフに告ぐ』の末尾にあるエッセイ・解説でこの『グリンゴ』が挙げられていたので、手にとってみた。 グリンゴを読んでいると「お前は一体何者だ?」と問い質されているような気持ちになる。 アドルフに告ぐでもそういう感覚はあったのだけど、蚊帳の外から傍観している感じだった。 グリンゴは当事者となって直に問い質されている感覚。

Posted by ブクログ

2008/04/22

『ネオ・ファウスト』等と並ぶ手塚治虫の未完の大作。「日本人」の本質を追求しようという大胆なテーマ設定もさることながら、登場人物のはちゃめちゃっぷり(アク強すぎ!)が晩年の手塚作品では群を抜いています。それだけに未完であることが悔やまれますね。 主人公の日本人(名前もそのまんま...

『ネオ・ファウスト』等と並ぶ手塚治虫の未完の大作。「日本人」の本質を追求しようという大胆なテーマ設定もさることながら、登場人物のはちゃめちゃっぷり(アク強すぎ!)が晩年の手塚作品では群を抜いています。それだけに未完であることが悔やまれますね。 主人公の日本人(名前もそのまんま(笑))、それを支える元フランス人の奥さん、日本社会を飛び出した過激な若者たち、日系移民(勝ち組)が入り乱れ、南米を舞台に、日本社会の特異さや日本精神を描いています。

Posted by ブクログ

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