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砂漠の国からフォフォー くもんの児童文学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | くもん出版/ |
発売年月日 | 2005/04/30 |
JAN | 9784774308814 |
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砂漠の国からフォフォー
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砂漠の国からフォフォー
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
アフリカとそこに暮らす人々を知りたい人向け。 読みやすく、文量も少ないので、アフリカを知るとっかかりとして、本書はオススメです。 主人公は24歳、幼稚園教諭の女性。 青年海外協力隊員として、アフリカ最貧国のひとつニジェールへ向かう。 児童書ゆえ、物語も人物造形もありふれたもの...
アフリカとそこに暮らす人々を知りたい人向け。 読みやすく、文量も少ないので、アフリカを知るとっかかりとして、本書はオススメです。 主人公は24歳、幼稚園教諭の女性。 青年海外協力隊員として、アフリカ最貧国のひとつニジェールへ向かう。 児童書ゆえ、物語も人物造形もありふれたもの。 しかし、五感に訴える数々のエピソードは、アフリカの暑さを、人々の生活を色鮮やかに伝えてくれる。 ◇◆◇◆◇◆◇ 書き出し あゆらは先月二十四歳になったばかり。幼稚園の先生になって四年目の冬をむかえた。 首にマフラーを巻きつけてから通勤用のバイクにまたがり、キイを差しこんだときだった。 目の前をひらっと、花びらのような雪が舞い降りてきた。
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光村の中学国語の教科書の「読書の世界を広げよう」に載っていた本だと思うのだが…。 幼稚園教諭をしながらも、何か空虚な気がして、もっと自分を生かせるものがあるのでは?と思うあゆら。 ある日雑誌で目にした「青年海外協力隊」の記事に、これだ!と幼稚園を辞め、協力隊の採用試験を受け...
光村の中学国語の教科書の「読書の世界を広げよう」に載っていた本だと思うのだが…。 幼稚園教諭をしながらも、何か空虚な気がして、もっと自分を生かせるものがあるのでは?と思うあゆら。 ある日雑誌で目にした「青年海外協力隊」の記事に、これだ!と幼稚園を辞め、協力隊の採用試験を受ける。 が、これが厳しい!3回目でどうにか合格し、アフリカの最貧国ニジェールへと赴き、現地の幼児教育に従事することになる…。 かなり前向きなあゆらだが、 ●40度以上の高温&極度の乾燥(大量に汗をかくが、すぐに乾くため肌が塩を吹き、その塩で肌が傷つき、ひび割れる)という過酷な環境。 ●男尊女卑が明確なイスラム教、物乞いもすごい。 ●マラリヤや寄生虫、子どもが生まれてもすぐ亡くなる衛生状態、貧困。 など、日本では想像もできない世界にげっそりと痩せ、マラリヤにもかかってかなり危険な状態になってしまう。 それでも彼女を奮い立たせるのは、月並みだが、人々の優しさや逞しさ、役に立てた時の喜びなのだ…。 この小説はフィクションであるが、実際に青年海外協力隊でニジェールに行った、著者の中川なをみさんのお嬢さんをモデルとしており、半ノンフィクション作品と言えるのではないだろうか。 活動内容をあまり世に知られていない「青年海外協力隊」。 彼らの厳しくも充実した日々を物語を通して知ることができる。2021.8.19
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純粋に文学作品として評価すれば、欠点はたくさんある。 でも、ニジェールを舞台にした小説ってないから、興味深かった。 ナイジェリア人のアディージェは読んだことあったけど、ナイジェリア人にとってはナイジェリアが当たり前だから、日本人がどう感じるかはわからない。 これは日本人女性を主人...
純粋に文学作品として評価すれば、欠点はたくさんある。 でも、ニジェールを舞台にした小説ってないから、興味深かった。 ナイジェリア人のアディージェは読んだことあったけど、ナイジェリア人にとってはナイジェリアが当たり前だから、日本人がどう感じるかはわからない。 これは日本人女性を主人公にしているので、日本人がどう感じるかが伝わってくる。 何事も日本の常識の通じない国。人間同士はいずれ分かりあえると思うけど、気候と食べ物に慣れることができるかは結構大きい。 アフリカに一週間ほど行ったけど、ずっと住むのは難しいなと感じた人間としては、主人公の前向きさに胸打たれるものがあった。
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