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れんげ野原のまんなかで ミステリ・フロンティア
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社/ |
発売年月日 | 2005/03/02 |
JAN | 9784488017101 |
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れんげ野原のまんなかで
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商品レビュー
3.5
66件のお客様レビュー
秋葉図書館は、秋庭市のはずれにあるのんびりとした図書館のようで…。 文子はそこで先輩司書の能瀬や日野と働いているのだが、ちょっとした謎⁇や不可解なこともあって…。 だが能瀬がサクッと解決する。 ○霜降ー花薄、光る。 家出をしたい少年たちがやったこと。 ○冬至ー銀杏黄葉 本を使...
秋葉図書館は、秋庭市のはずれにあるのんびりとした図書館のようで…。 文子はそこで先輩司書の能瀬や日野と働いているのだが、ちょっとした謎⁇や不可解なこともあって…。 だが能瀬がサクッと解決する。 ○霜降ー花薄、光る。 家出をしたい少年たちがやったこと。 ○冬至ー銀杏黄葉 本を使った暗号とは。 ○立春ー雛支度 カードを悪用した理由。 ○二月尽ー名残りの雪 秋葉宅の雪女の真相は。 ○清明ーれんげ、咲く。 図書館の周りをレンゲソウにしたら二十年前の過去を恐れた少年の本が。 れんげ、咲くが一番ミステリーだったと思う。 最後にタイムカプセルを埋めるってところ…それも酒瓶の中に入れるって、能瀬さんの優しさが滲み出てる。
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あった、第1弾。ブクログで、「星合う夜の失せもの探し」の紹介をされていて、さかのぼって探した。 ”すべての本好き、図書館好きに捧げるやさしいミステリ”という言葉、惹かれるわーエール! (3)で書いていた人なんだ。意識してなかったな。 主人公は新人司書の文子。新人ならではの悩みや...
あった、第1弾。ブクログで、「星合う夜の失せもの探し」の紹介をされていて、さかのぼって探した。 ”すべての本好き、図書館好きに捧げるやさしいミステリ”という言葉、惹かれるわーエール! (3)で書いていた人なんだ。意識してなかったな。 主人公は新人司書の文子。新人ならではの悩みやら、やる気やら、新鮮に感じた。先輩はちょっと偏屈だけれど、家族も図書館も大切に思ってくれる人。地主さん由来の図書館のようだが、いい職場だ。 話は変わるが、この市のバスの名前は「やぐるまそう」号。少し前に読んだマハさんの本でも植物関係のお話があり「矢車草」さんが出てきたばかり。あら、つながるものね。
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『ススキばかりがおいしげる斜面のど真ん中に立つ』、利用者が少ない秋葉市立秋葉図書館の新米司書・今居文子が遭遇する四つの事件。 職員の目を盗んで図書館に泊まり込もうとする少年たち 洋書の絵本のタイトルを使った暗号 秋葉市の名前の由来でもある大地主・秋葉氏が子供の頃に遭遇した雪女 ...
『ススキばかりがおいしげる斜面のど真ん中に立つ』、利用者が少ない秋葉市立秋葉図書館の新米司書・今居文子が遭遇する四つの事件。 職員の目を盗んで図書館に泊まり込もうとする少年たち 洋書の絵本のタイトルを使った暗号 秋葉市の名前の由来でもある大地主・秋葉氏が子供の頃に遭遇した雪女 図書館を利用したことのない女性たちの名を利用した貸出 今はない中学校の蔵書が届けられたことと十五年前に起きた老女の死の繋がり ツンデレな先輩司書・能勢を探偵役、文子をワトソン役に事件を解決していく構成となっている。 事件そのものはそれほど複雑ではないものの、ちょっとほろ苦いものもある。 それ以上に、能勢と文子だけでなく、日野や館長など本と図書館をこよなく愛する人たちがいるのが良い。 また地主である秋庭も良い味を出している。 途中、文子の叶わぬ恋心が描かれていて、どんな展開になるのかと心配していたが、最後はホッとできて良かった。 能勢の家族も明るくカラッとしていて好きなタイプだった。 コミュニティバスの停留所になったことや秋庭氏が植えたレンゲソウで利用者が増えそうな秋庭図書館。 続編もあるようなので読んでみたい。
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