1,800円以上の注文で送料無料

バルザック Century Books 人と思想168
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1215-02-00

バルザック Century Books 人と思想168

高山鉄男(著者)

追加する に追加する

バルザック Century Books 人と思想168

定価 ¥935

715 定価より220円(23%)おトク

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 清水書院/
発売年月日 1999/08/26
JAN 9784389411688

バルザック

¥715

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2013/08/15

「谷間の百合」の著者として有名ですが、フランスでは「ゴリオ爺さん」が代表作だということで、リアルな人間の醜さを描いたバルザックが「谷間・・・」では、彼自身が若い日のの憧れから一生愛し続けたというベルニー夫人への献呈としてのロマンティックな作品になっていることが分かりました。それに...

「谷間の百合」の著者として有名ですが、フランスでは「ゴリオ爺さん」が代表作だということで、リアルな人間の醜さを描いたバルザックが「谷間・・・」では、彼自身が若い日のの憧れから一生愛し続けたというベルニー夫人への献呈としてのロマンティックな作品になっていることが分かりました。それにしても貴婦人達への愛が何度登場することか、バルザックの貴族趣味、女性遍歴の華やかさに驚きです。ベルニー夫人を愛していると言いながら、カストリ侯爵夫人、ハンスカ夫人、ダブランテス公爵夫人、ヴィスコンチ伯爵夫人など分けが分からなくなりそうです。フランス革命以降は自由と平等の名の下に、人々は物的な繁栄のみを求めていた!と、資本主義社会への批判精神に富むバルザックが貴族社会に憧れていたということが、何ともアンバランスです。また無神論者と考えられていますが、異端的な神秘論者であったとの説明は「谷間・・・」を考えるとその通りですね。「セラフィータ」「村の司祭」などがその傾向がみられる作品だということなので、ぜひ読んでみたいと思いました。

Posted by ブクログ

2010/03/30

筒井康隆の「文学部唯野教授」の注釈にバルザックを発見。 どの注釈にもそんなに惹かれなかったのに、バルザックは別だった。 こうだ。 バルザック オノレ・ド(1799-1850) フランスの小説家。初め法律学を修めるが、30歳頃から旺盛な執筆活動を展開、それが約90篇の小説から成る...

筒井康隆の「文学部唯野教授」の注釈にバルザックを発見。 どの注釈にもそんなに惹かれなかったのに、バルザックは別だった。 こうだ。 バルザック オノレ・ド(1799-1850) フランスの小説家。初め法律学を修めるが、30歳頃から旺盛な執筆活動を展開、それが約90篇の小説から成る《人間喜劇》という作品になった〔『ウージェニ・グランデ』(1833)、『ゴリオ爺さん』(1834)、『谷間の百合』(1835)、『従妹ベット』(1846)などは有名〕。写実主義の始祖、自然主義の先駆とも言われる。18年間交友関係にあった大地主の未亡人ハンスカ夫人と結婚した数ヶ月後に死去。 (以上、筒井康隆「文学部唯野教授」より引用) 人間喜劇というネーミングへの魅力もさることながら、 ラスト2行に心惹かれた。 18年間。結婚、そして数ヶ月後の死。 ちょっとしたロマンスを期待したけど、 このバルザック、とても女性関係は派手だったみたい。 どの人にも真心捧げて誠実だってのはすごい。 同時に複数人の恋人がいるわけですが、 信じられないほどごていねいに二股(あるいはそれ以上)を公開。 肉食系男子の象徴のような人でした。 その人生への旺盛な意欲。 素晴らしいなと思いました。 昔は自分も持っていたのにな、そんな風にも思いました。

Posted by ブクログ