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「生きる力」を育む社会科授業 21世紀授業改革への提案2
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「生きる力」を育む社会科授業 21世紀授業改革への提案2

有田和正(著者)

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「生きる力」を育む社会科授業 21世紀授業改革への提案2

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明治図書出版/
発売年月日 1999/02/01
JAN 9784184482043

「生きる力」を育む社会科授業

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2019/12/30

 21世紀そして2002年の学習指導要領改訂を見据えたであろう提案がされている。と言っても、有田先生の考える授業の根っこのところがぶれることはなく、むしろ、その必要性が高まっているように感じられる。これまでにないネタを追いかけながらも、教育の不易のところは大切にされている…有田実...

 21世紀そして2002年の学習指導要領改訂を見据えたであろう提案がされている。と言っても、有田先生の考える授業の根っこのところがぶれることはなく、むしろ、その必要性が高まっているように感じられる。これまでにないネタを追いかけながらも、教育の不易のところは大切にされている…有田実践が多くの子どもを伸ばすことができる要因であろう。 ① 「生きる力」を育てる授業  有田先生は「生きる力」を【時代の変化に対応して、新しい知識や学習技能を創造し続けていく力】と定義している。  質のよい(=生活に生きる)「知識」と、知識を自ら習得していく「学習技能」を学校教育で子どもたちに身につけさせていかなければならない。  そのために教師は  ⑴追究したくなる教材の開発  ⑵追究のしかた「勉強のしかた」を教える…即ち、手段としての教材を使い、追究しながら「追究のしかた(学習技能)」を鍛えていくのである。    ❶追究したくなる教材の開発について   ・最低でも30冊ぐらいは本を集めて読む。多いと    きは70~80冊に及んだ   ・教師が面白いと思うものを教材化すればよい  ❷学習技能を鍛えることについて   ・子どもたちの「分からない」を大切にして「調べ    る方法」を考えさせる   →子どもたちが「分かりません」「知りません」と    言うのを待っている。だから指導ができる。 ② 実践の総括・ここがポイント~新しい実践の方向をみつけるために~  ❶記録を残す  ❷実践の記録を読み返して、「この1年間の実践は、これでよかったのか?」とふり返ってみる   「ああ」すればよかった。こうすればよかった」→今後どうしたらよいか      自分の弱いところや足りない↓↓ところが明らかになる 「次にこうすべきだ」「こうした方がいい」と、前向きに考えられるフィードバック 「自分の新しい実践の方向と内容を見つけること」=実践の目的を見つけること  ❸実践の理論化をはかる…「こんなことが言えそうだ」 ③ 教材の授業化  ❶地図帳の使い方の授業…とても詳細に授業の様子が記されている。細部についてまで読みとること ができる。  ❷愛知の教材…ふき栽培、たまご焼き工場  ❸愛知の実践者(恒川徹先生、深谷圭助先生、衣浦小学校)が、本書には出ている   有田先生の本を読み続けて、他の先生の実践を読むと結びつくところが多く見つかる。読みが深まっている。

Posted by ブクログ

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