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「生きる力」を育む社会科授業 21世紀授業改革への提案2
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 明治図書出版/ |
発売年月日 | 1999/02/01 |
JAN | 9784184482043 |
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「生きる力」を育む社会科授業
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21世紀そして2002年の学習指導要領改訂を見据えたであろう提案がされている。と言っても、有田先生の考える授業の根っこのところがぶれることはなく、むしろ、その必要性が高まっているように感じられる。これまでにないネタを追いかけながらも、教育の不易のところは大切にされている…有田実...
21世紀そして2002年の学習指導要領改訂を見据えたであろう提案がされている。と言っても、有田先生の考える授業の根っこのところがぶれることはなく、むしろ、その必要性が高まっているように感じられる。これまでにないネタを追いかけながらも、教育の不易のところは大切にされている…有田実践が多くの子どもを伸ばすことができる要因であろう。 ① 「生きる力」を育てる授業 有田先生は「生きる力」を【時代の変化に対応して、新しい知識や学習技能を創造し続けていく力】と定義している。 質のよい(=生活に生きる)「知識」と、知識を自ら習得していく「学習技能」を学校教育で子どもたちに身につけさせていかなければならない。 そのために教師は ⑴追究したくなる教材の開発 ⑵追究のしかた「勉強のしかた」を教える…即ち、手段としての教材を使い、追究しながら「追究のしかた(学習技能)」を鍛えていくのである。 ❶追究したくなる教材の開発について ・最低でも30冊ぐらいは本を集めて読む。多いと きは70~80冊に及んだ ・教師が面白いと思うものを教材化すればよい ❷学習技能を鍛えることについて ・子どもたちの「分からない」を大切にして「調べ る方法」を考えさせる →子どもたちが「分かりません」「知りません」と 言うのを待っている。だから指導ができる。 ② 実践の総括・ここがポイント~新しい実践の方向をみつけるために~ ❶記録を残す ❷実践の記録を読み返して、「この1年間の実践は、これでよかったのか?」とふり返ってみる 「ああ」すればよかった。こうすればよかった」→今後どうしたらよいか 自分の弱いところや足りない↓↓ところが明らかになる 「次にこうすべきだ」「こうした方がいい」と、前向きに考えられるフィードバック 「自分の新しい実践の方向と内容を見つけること」=実践の目的を見つけること ❸実践の理論化をはかる…「こんなことが言えそうだ」 ③ 教材の授業化 ❶地図帳の使い方の授業…とても詳細に授業の様子が記されている。細部についてまで読みとること ができる。 ❷愛知の教材…ふき栽培、たまご焼き工場 ❸愛知の実践者(恒川徹先生、深谷圭助先生、衣浦小学校)が、本書には出ている 有田先生の本を読み続けて、他の先生の実践を読むと結びつくところが多く見つかる。読みが深まっている。
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