- 中古
- 書籍
- 文庫
シン・レッド・ライン(下) 角川文庫
定価 ¥900
220円 定価より680円(75%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 1999/02/25 |
JAN | 9784042792024 |
- 書籍
- 文庫
シン・レッド・ライン(下)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
シン・レッド・ライン(下)
¥220
在庫なし
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
読もうと思った動機は二つ。 T・マリックの映画の原作であること。 それと、作者による前書きが戦争賛美であったこと。 映画は映像美と語りが相まって叙事詩的な作風だが、小説は全然違う。とても多い登場人物たちのありとあらゆる感情で構成されている。 引き合いに出されているアメリカ中西...
読もうと思った動機は二つ。 T・マリックの映画の原作であること。 それと、作者による前書きが戦争賛美であったこと。 映画は映像美と語りが相まって叙事詩的な作風だが、小説は全然違う。とても多い登場人物たちのありとあらゆる感情で構成されている。 引き合いに出されているアメリカ中西部の古い諺。 「正気と狂気のあいだには、一本の細く赤い線があるだけだ。」 筆舌に尽くし難い地獄では、人は簡単に人であることをやめる。心が麻痺する感覚に、ある兵士は苦しみ、ある兵士は溺れ、またある兵士は麻痺するものかと抗う。 前書きにあるような、とても戦争を賛美するような内容ではなかったけれど、細く赤い線の向こう側に行っていない者には、永遠にその意図がわからないのかもしれない。 わかりたくはないけれども。
Posted by