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グアヴァ園は大騒ぎ 新潮クレスト・ブックス
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グアヴァ園は大騒ぎ 新潮クレスト・ブックス

キランデサイ(著者), 村松潔(訳者)

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グアヴァ園は大騒ぎ 新潮クレスト・ブックス

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1999/09/30
JAN 9784105900137

グアヴァ園は大騒ぎ

¥1,375

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2015/05/23

豊崎由美さんの書評集「どれだけ読めば、気がすむの?」の冒頭に登場する本書。"チョークの話をして、チーズの話を聞け"という"箴言"が気になりすぎたのと、インド行きが重なったので読んでみた。 濃厚なインドの大気がこれでもかと詰められている小説は...

豊崎由美さんの書評集「どれだけ読めば、気がすむの?」の冒頭に登場する本書。"チョークの話をして、チーズの話を聞け"という"箴言"が気になりすぎたのと、インド行きが重なったので読んでみた。 濃厚なインドの大気がこれでもかと詰められている小説は、これしかないのでは!?悶々と立ち込める暑さと熱風。 悩める聖人、サンパトを産んだ母の母たる料理の悩ましく美味しそうなこと!(でも絶対食べたくない!) インドの無茶苦茶ぶりと、でもやっぱり魅力的な部分を主人公のサンパトが象徴している。 そして荒井良二さんの表紙絵がとってもカラフルで、この本の世界観を増幅している。 楽しませていただきました。

Posted by ブクログ

2011/08/21

グァヴァ園は大騒ぎ キラン・デサイ インドが舞台の話。 木に登ったきり降りてこず、聖人のように崇められるサンパト。 サンパトで金儲けを企む父。 アイスクリームやと駆け落ちを企てる妹。 食べ物のことが頭から離れない母。←この母はちょっとオカシイことで有名。 比較的普通のおばあち...

グァヴァ園は大騒ぎ キラン・デサイ インドが舞台の話。 木に登ったきり降りてこず、聖人のように崇められるサンパト。 サンパトで金儲けを企む父。 アイスクリームやと駆け落ちを企てる妹。 食べ物のことが頭から離れない母。←この母はちょっとオカシイことで有名。 比較的普通のおばあちゃん。 とあるサイトに 僕のスーツは日本製、僕のランチは中華風、 トラーラーラ ぶらぶらしてるように見えるかもしれないけど トラーラーラ 心配ないよ ママとパパ 僕はこの国が好きなんだ おお、この国が好きなんだ この部分が抜粋されて紹介されていて。 どこか唐突なこの詩がずーっと気になっていたんだけど 「インド」って所に不安を感じ。 インドといえば「汚い」とか「発展途上」とか(インドの人にごめんなさい)というイメージがあって、まして「グァヴァ園」って想像力が付いていかない気がしたのね。 さらに、意を決して図書館で借りてみたら後ろの書評に 「ことばがおびただしく羅列につぐ羅列で、過剰で、獰猛で、めくるめくようでした」 って言うのがあって、「こりゃ失敗したかもな…」 と思った次第。 しかし。 読んでみて驚いた。 これは全然難しくない。 むしろ面白い。 うまく言えないけど何かキラキラしたものが隠れてるような予感。 何度も読み直したら見つかるかも。 最後サンパトってグァヴァの実になったのかなぁ。 最近ミステリーとか小難しい本ばかり読んできたせいか、とてもすっきりした。 木に登った主人公って言うのは物語の話だけかと思ってたら、インドは実際そういう人が多いんだってさー。

Posted by ブクログ

2007/01/16

今年ブッカー賞を受賞したキラン・デサイのデビュー作。 内容は現代インドを舞台にしたユーモラスな寓話という感じ。かなり独特な調子で突拍子もなくストーリーが展開するけど、一度この雰囲気に慣れてしまえばサクサクと楽しく読める。キランのユーモアのセンスが光っていて、私は結構気に入った...

今年ブッカー賞を受賞したキラン・デサイのデビュー作。 内容は現代インドを舞台にしたユーモラスな寓話という感じ。かなり独特な調子で突拍子もなくストーリーが展開するけど、一度この雰囲気に慣れてしまえばサクサクと楽しく読める。キランのユーモアのセンスが光っていて、私は結構気に入った。どちらかというとアクの強い小説なので、好き嫌いがはっきり分かれそう。

Posted by ブクログ

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