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リチャード三世 ちくま文庫シェイクスピア全集7
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リチャード三世 ちくま文庫シェイクスピア全集7

ウィリアム・シェイクスピア(著者), 松岡和子(訳者)

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リチャード三世 ちくま文庫シェイクスピア全集7

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1999/04/24
JAN 9784480033079

リチャード三世

¥550

商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2026/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シェイクスピアが生きたチューダー朝は、リチャード三世を倒したヘンリー七世が作った王朝である。そのため、リチャード三世は極悪人という役割を与えられている。必ずしも殺す必要のない人物まで次々と手にかけ、最期の悪夢では自分が殺した十一人もの亡霊が現れ呪いの言葉を浴びさせられる。主人公なのに救いのない人物だ。この物語は、現王朝の正統性を示すために書かれた以上、悪として造形された彼が最終的に裁かれる結末は最初から決まっている。最後の有名な「馬をよこせ!代わりに俺の王国をくれてやる!」という台詞は、当時の観客にとっては因果応報の痛快な笑いどころだったのだろう。しかし、孤立無援となった悪人の末路としてどこか哀れさを感じてしまった。周囲の女性たちから強い嫌悪を向けられる彼は、母親からも心底拒絶される。「呪われた胎内でお前を絞め殺しておけば」「お前が生まれたのは、この世を私の地獄にするためだ」「生き恥を晒すお前は血みどろで死ぬだろう」。悪役として罰を受ける最後とはいえ、ここまで徹底的に拒絶されるのは痛ましい。彼は醜かった、疎外されていた、だからといって殺人が正当化されるわけではないが、彼をこんなにも突き動かしていた動機はなんだったのだろう。

Posted by ブクログ

2025/02/16

エドワード4世即位からリチャード三世の戦死まで。 時系列的にヘンリー六世に続く作品。 リチャード三世が悪人だというイメージは、シェイクスピアが確立したのだろうか?

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2024/03/06

ジョセフィン・テイ「時の娘」を読むための予習。登場人物に似た名前が多く、姻戚関係もあって複雑なので、巻末の系図や脚注を見ながら読んだ。 たしかにリチャード三世は極悪人として描かれているが、コンプレックスを抱えてひねくれてしまった悲しさも感じた。悪人ではあっても、やっぱり悲劇の主...

ジョセフィン・テイ「時の娘」を読むための予習。登場人物に似た名前が多く、姻戚関係もあって複雑なので、巻末の系図や脚注を見ながら読んだ。 たしかにリチャード三世は極悪人として描かれているが、コンプレックスを抱えてひねくれてしまった悲しさも感じた。悪人ではあっても、やっぱり悲劇の主人公だ。 印象に残ったリチャードの台詞。 「絶望だ。誰一人、俺を愛してはいない。 誰一人、俺が死んでもあわれみはしない。 当然だ。俺自身、 自分に何のあわれみも感じない。」

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