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ご冗談でしょう、ファインマンさん(下) 岩波現代文庫 社会6
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2000/01/14 |
JAN | 9784006030063 |
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ご冗談でしょう、ファインマンさん(下)
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商品レビュー
4.2
123件のお客様レビュー
ノーベル賞受賞の天才物理学者、ファインマンさんのエッセイ。 ファインマンさん大好き!になった。 物理が大好きで好奇心がめちゃくちゃ旺盛で頭が良くて、チャーミング。 興味の幅広さにもびっくり! 読んでよかった。読後、視界が明るく広がった感じがした。
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「~、ファインマンさん」のシリーズ。女好きでいたずら好きでウィットに富んでいてかつ気取っていない、人間味溢れる数々のエピソードには誰もが思わず微笑んでしまうだろう。チャレンジャー事故のロジャース委員会での立ち振舞いは自然科学に魅せられた者の鑑であり、権威を排することに徹底していた...
「~、ファインマンさん」のシリーズ。女好きでいたずら好きでウィットに富んでいてかつ気取っていない、人間味溢れる数々のエピソードには誰もが思わず微笑んでしまうだろう。チャレンジャー事故のロジャース委員会での立ち振舞いは自然科学に魅せられた者の鑑であり、権威を排することに徹底していたこともまた、科学とそれに携わる者の存在価値を再認識させる。こういう男が現実にいて、汚い言葉遣いで正しいことを主張しまくったり、ノーベル賞を取ったり、日本の旅館で畳や布団に感動したり、離婚したり再婚したり、子供ももうけたり、ボンゴを叩いてカーニバルに出たりしていたんだなぁという、個人的には極めて好ましい想像はしかし、広島と我が故郷である長崎を人の尊厳ごと焼き尽くしたという、極めて受け入れがたく許しがたい事実とのコントラストになる。マンハッタン計画に加担した悪魔達の一味にして、自然科学の理解の仕方を革新した量子力学の申し子。病弱の妻を看取りながら、人類史上最悪の兵器を開発するという矛盾。科学技術は、有益で残酷で面白くて悪用もできる、あらゆる意味で皆に平等であることを彼の人生は突き付けてくる。喜ばしくも腹立たしく、悲しくも明るくも読める。矛盾を包含して理解することこそ、今と未来を生きる現代人に必要なことなのかもしれない。
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人はここまで自由に、そして科学に対して誠実に生きる事が出来るのか。そんな衝撃を受けた本でした。 これから読む方は、〈上〉に収録されたものを含め、各章を読んだ上で最終章の『カーゴ・カルト・サイエンス』を読んで欲しいなと思います。 ちゃらんぽらんにすら見えてしまうファインマン氏...
人はここまで自由に、そして科学に対して誠実に生きる事が出来るのか。そんな衝撃を受けた本でした。 これから読む方は、〈上〉に収録されたものを含め、各章を読んだ上で最終章の『カーゴ・カルト・サイエンス』を読んで欲しいなと思います。 ちゃらんぽらんにすら見えてしまうファインマン氏の自由さと、読み進めるにつれて感じ取れる常人離れした芯の強さ。訳者さんの後書きでのファインマン氏の台詞を改変して感想を述べると「見たか、自分。いや驚いた、ひたすら物理で遊んでいるんだからな。それで楽しんでいるんだ。よくしたもんだな!」といったところ。 本当に読んで良かった……!
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