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ギルガメシュ叙事詩 ちくま学芸文庫
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ギルガメシュ叙事詩 ちくま学芸文庫

矢島文夫(訳者)

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ギルガメシュ叙事詩 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1998/02/13
JAN 9784480084095

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ギルガメシュ叙事詩

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商品レビュー

4

52件のお客様レビュー

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2010/05/28

世界最古の叙事詩とは…

世界最古の叙事詩とは思えないほどの完成度の文学作品。半神のギルガメシュのフンババ退治にエンキドゥの死、そしてその死に触発された不死の探求。その物語のどれもが現代においても通用する深いテーマをもとにしている。特に不死の探求の部分はどの文化でもみられる普遍的なテーマであり、とても興味...

世界最古の叙事詩とは思えないほどの完成度の文学作品。半神のギルガメシュのフンババ退治にエンキドゥの死、そしてその死に触発された不死の探求。その物語のどれもが現代においても通用する深いテーマをもとにしている。特に不死の探求の部分はどの文化でもみられる普遍的なテーマであり、とても興味深く読める。

文庫OFF

2025/02/25

約半分が叙事詩の訳で、残り半分は解説やあとがき。 いろんなサブカル作品に出てくる固有名詞が見られる。 しかし、やはり目に留まるのは大洪水のくだりか。 現在のギルガメシュ叙事詩は、アッシリア語、バビロニア語、シュメール語、アッカド語など複数の言語の原テキストから再構成したもののよ...

約半分が叙事詩の訳で、残り半分は解説やあとがき。 いろんなサブカル作品に出てくる固有名詞が見られる。 しかし、やはり目に留まるのは大洪水のくだりか。 現在のギルガメシュ叙事詩は、アッシリア語、バビロニア語、シュメール語、アッカド語など複数の言語の原テキストから再構成したもののようだ。 解説やあとがき部分を読むと、叙事詩の翻訳の歴史が伺える。とはいえ、これも既に25年も前のお話になってしまっているのだが。

Posted by ブクログ

2024/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ウルクの王ギルガメシュが、神の創造したエンキドゥとともに怪物フンババを打倒すべく杉の森に乗り込む。見事フンババを征伐したギルガメシュは、その姿に惚れ込んだ大女神イシュタルから求婚を受けるがこれを拒否、罵倒の言葉を浴びせる。激怒したイシュタルは、天の牛をウルクに送り込み市街を滅ぼそうとする。ギルガメシュらは天の牛を退治できたものの、神々の裁決により、エンキドゥが熱病の呪いをかけられこの世を去る。親友の死によりギルガメシュは自らも死ぬ運命にあることを悟り、不死を求めて賢者ウトナピシュティムのもとへ向かう。 解説にもあるが、今から3000年以上も前に書かれた話でありながら、不死を願う人間(ただし女神と人間の子ギルガメシュは2/3が神)という普遍的なテーマが題材となっていて想定よりも読みやすい。この物語は、石板の欠片を寄せ集め、英語やドイツ語、ロシア語、チェコ語、アラビア語等数十の翻訳版が生み出されており、それらをベースに今回の和訳がなされた。こうして(比較的)読みやすいテキストとなっているのは、研究者たち、翻訳者たちの血の滲むような努力の賜物といって間違いない。また、付録で入っている「イシュタルの冥界下り」も、その神秘性が面白い。 古代メソポタミアの物語を文庫で手に取って読めることの幸運を今回感じました。

Posted by ブクログ