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わがタイプライターの物語
定価 ¥1,760
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2006/01/30 |
| JAN | 9784105217105 |
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わがタイプライターの物語
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商品レビュー
3.7
15件のお客様レビュー
作品紹介・あらすじ 誰もがデジタルに改宗するなかで私は最後に一人残った異端の徒のようになっていった。でも気にしなかった。いまのままで何の不満もないのにどうして変えなくちゃいけない?好むと好まざるとにかかわらず、我々は同じ過去を共有し、同じ未来を共有してもいる…。 ***** ...
作品紹介・あらすじ 誰もがデジタルに改宗するなかで私は最後に一人残った異端の徒のようになっていった。でも気にしなかった。いまのままで何の不満もないのにどうして変えなくちゃいけない?好むと好まざるとにかかわらず、我々は同じ過去を共有し、同じ未来を共有してもいる…。 ***** ポール・オースターというより、文章はポール、挿絵はサム・メッサーによる共著という印象の一冊。文章と絵の分量がおおよそ半々程度のボリュームで構成されている。訳者あとがきまで79頁なので、文章を読んで絵を眺めてもそんなに時間はかからずに読了できる。 僕自身も以前に英文タイプライターを愛用していたことがあったので、あのカチカチというちょっとうるさい音やタイプ・バーの絡まり、リボンの交換、などの面倒くさい手間も体験しており、それと同時になんともいえない愛着を抱いていた。 残念ながら僕はここでポールがタイプライターに示したような情愛を持ち続けることは出来なかったけれど、彼がそうした情愛を持ち続けられたことに共感できる気がする。 読み物としてはまぁまぁ、といった感じ。既に絶版のようで、現在アマゾンではプレミア付き(定価の3倍以上の値段が付いているケースも)で出品されているけれど、そこまでして手に入れるほどの価値があるかは、少し疑問に思う。
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ポール・オースターが愛用のタイプライターについて綴った本。 簡潔で、ちょっと突き放したようにシニカルで、でも絶対に手放せないものへの愛着が滲む文。カメラでも楽器でも、レンチやドライバー、ラケットやグローブ、もしかするとペン一本でも。無生物を己の身体の一部のように愛して使いこなした...
ポール・オースターが愛用のタイプライターについて綴った本。 簡潔で、ちょっと突き放したようにシニカルで、でも絶対に手放せないものへの愛着が滲む文。カメラでも楽器でも、レンチやドライバー、ラケットやグローブ、もしかするとペン一本でも。無生物を己の身体の一部のように愛して使いこなしたことがある人にはわかるはず、この距離感。 そしてなんといっても挿絵。絵の具をクリームチーズのように分厚く盛って(訳者はカマンベールチーズと表現しておられる)、タイプライターばかり(ときどきオースター)を何枚も描く、これがもう素敵。機械なのに表情があり、絵なのに触れられそうな質感があり、なんとも独特で味がある。古くは傘に手足をつけたオバケ、最近ではチェーンソーに憑いたワンコなんかを愛でてきた民族としては、全く違和感なく「こいつには感情がある」と思えるし、かわいくすら見えてしまう。 デジタルでの執筆を拒否してタイプライターを愛用し続けたオースター、そして、この絵も、生の絵の具でなければ描けない。2006年刊、アナログな機械と人間たちの、小さなレジスタンスのような本。 オースターは2024年に亡くなった。もう、この先インクリボンが手に入るかどうか気を揉む必要はなくなったんだね。こんな寂しい安心感もあるのかとしんみりしてしまった。
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なんだかよくわからないが、アーティスティックでかっこいい本。 タイプライター、時々骨董屋さんでみかけてほしくなるがそのたびに自制しているものの一つである。
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