- 中古
- 書籍
- 書籍
へんな子じゃないもん
定価 ¥2,640
990円 定価より1,650円(62%)おトク
獲得ポイント9P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | みすず書房 |
発売年月日 | 2006/03/20 |
JAN | 9784622071983 |
- 書籍
- 書籍
へんな子じゃないもん
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
へんな子じゃないもん
¥990
在庫なし
商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
脳溢血で倒れた祖母の看病の間のエッセイである。タイトルはその祖母の言葉である。変な子じゃないもん。自慢の子だもん。ということである。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者が少女時代から憧れた祖母に対する母と2人の叔母とともに介護する姿、そして死まで。家族に対する愛情に満ちた作品です。著者が祖母とともに育った日本の戦後史をも知らず知らずの間に語ってくれています。小樽からでてきて東京で最期を迎える一人の女性の一生に捧げるレクイエムでもあるように思います。しかし、正直なところ登場する人物はほとんど女性であり、その人々の一生はちょっと私にとっては退屈ではありました。「へんな子じゃないもん。自慢の子だもん」は混血の孫であった著者に対する最期のベッドでの祖母の言葉であり、素晴らしい相互信頼を感じました。
Posted by
著者は戦後アメリカ兵と日本女性の間に生まれた。その頃いわゆる「あいのこ」である。父はやがて母娘を捨てて米国へ。彼女は母親と共に母親の実家で幼少を過ごすこととなる。いつもそばにいた祖母とのやりとり。 著者は現在米国で大学教授をしている。 病床の祖母を見舞いに里帰りしたことと 幼少の...
著者は戦後アメリカ兵と日本女性の間に生まれた。その頃いわゆる「あいのこ」である。父はやがて母娘を捨てて米国へ。彼女は母親と共に母親の実家で幼少を過ごすこととなる。いつもそばにいた祖母とのやりとり。 著者は現在米国で大学教授をしている。 病床の祖母を見舞いに里帰りしたことと 幼少の頃の話が絡み合ってくる。 著者と同世代(というか同い年)なので、子供の頃の風景が目に浮かぶ。 じわっと、優しさがこみ上げてくる作品。
Posted by