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厭魅の如き憑くもの ミステリー・リーグ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2006/02/28 |
JAN | 9784562039838 |
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厭魅の如き憑くもの
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厭魅の如き憑くもの
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商品レビュー
3.6
61件のお客様レビュー
「構成」としてはわりと面白かったけど、それについては何も書けないから不満点の列挙を。 これは完全に私の先入観ではあるけど、目次を見た瞬間、フォントがテレビとかでやってる「おわかりいただけただろうか」ぽくて腹筋がピクピクしてたのに、そのすぐ後の本文でもそのフォントを使って「そやつ...
「構成」としてはわりと面白かったけど、それについては何も書けないから不満点の列挙を。 これは完全に私の先入観ではあるけど、目次を見た瞬間、フォントがテレビとかでやってる「おわかりいただけただろうか」ぽくて腹筋がピクピクしてたのに、そのすぐ後の本文でもそのフォントを使って「そやつは…」と言ってる所でもう駄目だった。狙いすぎだろ…と。 やはり字が小さい上に難読漢字だよなぁ…より村社会的なコミューン感を出したいが為に難読漢字を使ったんだと思うけどこれも狙い過ぎだよな… 終盤のもたつきと言うかローラー作戦というかあれは何なんだ…とっ散らかったぞ… 全体の印象としては、ボウリングで最初に9本倒して次にスペア取れない状態を続けたみたいな印象だった。
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「首無の如き祟るもの」が面白いと聞き、シリーズで出てるのでどーせなら最初から読んでみよっと思って読んでみました! 最後のオチはきっとヒエってなるとこなんでしょーけど全体的に怖いよーな、怖くないよーな... ちょっとずつ読むせいか人物と情景が掴みにくい感じ (・・?) 次作か...
「首無の如き祟るもの」が面白いと聞き、シリーズで出てるのでどーせなら最初から読んでみよっと思って読んでみました! 最後のオチはきっとヒエってなるとこなんでしょーけど全体的に怖いよーな、怖くないよーな... ちょっとずつ読むせいか人物と情景が掴みにくい感じ (・・?) 次作からは出来るだけ時間作ってある程度一気に読んでみます! 首無...期待してまふ(´∀`)
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夏だ!ホラーだ! ・・と、いうことで、表紙が絶妙に怖いこちらに手を出してしまいました。 怪奇小説家の刀城言耶は“憑きもの信仰”の取材の為、〈神々櫛(かがくし)村〉を訪れます。 閉鎖的で“カカシ様”という独特な信仰のあるその村で、生霊憑きなど不気味な怪異が起こる中、連続殺人事件が...
夏だ!ホラーだ! ・・と、いうことで、表紙が絶妙に怖いこちらに手を出してしまいました。 怪奇小説家の刀城言耶は“憑きもの信仰”の取材の為、〈神々櫛(かがくし)村〉を訪れます。 閉鎖的で“カカシ様”という独特な信仰のあるその村で、生霊憑きなど不気味な怪異が起こる中、連続殺人事件が発生して・・・。 因習にとらわれた閉鎖的な村で起こる怪事件・・というと“横溝正史作品”を思い浮かべる人も多いと思います。 かく言う私も、横溝作品の“陰の雰囲気”の作品が好きなので、本書もその辺を期待して読みました。 (余談ですが、横溝作品を読み込んでいる私から、ちょいと言わせていただくと、金田一シリーズは田舎の村より東京(都会)が舞台の話の方が多めなんですけどね・・) 正直、結構読みづらかったです。 漢字もムズイし、“憑き物筋”の家と“非憑き物筋”の系統や対立構造、村の怪異や憑き物信仰の民俗学的考察等の所謂“説明”部分が冗長でなかなか進まず(汗)。 ホラー部分も、“恐怖要素”がギッチギチに詰めてあるような感じで、例えば紗霧や漣三郎が体験する“極限の恐怖”場面も「これは、めちゃめちゃコワイところですよ!!」という事を伝えたいのはわかるし、多分凄い恐ろしい状況なんだろうとも思うのですが、なんせ描写過多なので、読者としては状況を追うのに必死で恐怖を味わう余裕がないという、謎の状態に陥っていました。 やっぱり、怖さって、心の隙間に“スゥッ”と入ってきた時に寒気を覚えるモノなのだな・・と思いましたね。 (あ、でも、本筋には直接関係ないですが、漣三郎の知り合いの芫(がん)さんが体験した、山道で謎の子供(の姿をした何者か)に前後から追われるというエピソードはゾッとしました。) とはいえ、殺人事件が発生した後の、ミステリ部分については、グイグイ読ませるものがありました。 次々に起こる怪死、所謂見立て殺人に込められた意味は・・?といった謎解き部分も“蛇多すぎやろ!”とツッコミながらも惹き込まれた私です。 で、ラストの真相解明部分は二転三転しすぎて、“おいおい!”という気がしないでもなかったですが、「叙述トリック」も絡んで“そう来たか!”と唸らされました。 (ただ、視点のトリックを逐一確かめる体力は残っていませんでしたがww) ま、何だかんだで、民間伝承×ミステリというジャンル自体は好きなんですよね・・。 因みにこちらは、シリーズ化されていて、本書は第一弾となります。 噂によると第三弾『首無の如き祟るもの』の評判が良いようなので、とりあえずそこまでは読んでみようかな、と思った次第です。
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