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フロイスの見た戦国日本 中公文庫
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フロイスの見た戦国日本 中公文庫

川崎桃太(著者)

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フロイスの見た戦国日本 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2006/02/22
JAN 9784122046559

フロイスの見た戦国日本

¥330

商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

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2025/10/02

信長や秀吉についての言及で有名な宣教師、ルイスフロイスの著した『日本史』の翻訳者である川崎桃太氏が、自らその内容を要約し、重要と思われるところを抜粋し解説を付した書籍で、本来は『日本史』という価値ある資料への第一歩を踏み出すための入りやすい玄関口としての役割を想定し、編集されたも...

信長や秀吉についての言及で有名な宣教師、ルイスフロイスの著した『日本史』の翻訳者である川崎桃太氏が、自らその内容を要約し、重要と思われるところを抜粋し解説を付した書籍で、本来は『日本史』という価値ある資料への第一歩を踏み出すための入りやすい玄関口としての役割を想定し、編集されたものだったのだろう。その役割を果たせたのかどうかはともかくとして。 著者が最初に述べているところによれば、原書はその大半が織田信長と豊臣秀吉に関する記述に割かれているという。本書においても、フロイス一行を含めた宣教師達を格別に優遇し、仏教徒への露骨な敵意を示す信長の言動が取り上げられており、対照的に秀吉に関しては「醜悪な見た目で狡猾、大勢の女達を侍らせる悪癖を備えている」としたフロイスによる辛辣な評価を載せていたりと興味を惹くところは多い。しかし、この2人に大半を割いていると言っておきながら300ページの本書に対して内容が少なすぎる。現在一般的に知られているような信長と秀吉のイメージしかここでは伝えられておらず、フロイス独自の見方が示されていない。これではわざわざ原書を読む気にならないだろう。 秀吉に関して追記だが、「フロイスは秀吉とも冗談を交わすような仲であった」と著者は序盤にて述べている。しかしそのようなやり取りは本書では取り上げられていない。バテレン追放令を出した秀吉に対して宣教師達がよく思っていなかったという一般認識があったからこそ、最初の記事に惹かれて期待して読んできたのに、肩透かしをくらってしまった。 原書からの抜粋の合間に著者による考察が入ることが多いのだが、この論の展開も殆どが私感を含んだ観念的なものであり、説得力に乏しい。日本でキリスト教が隆盛を迎えなかった理由として、著者は迫害が大いにあったからではなく、宗教を変えるということは心の構造を変化させることでそれはかなりの苦痛を伴うからだ、と述べているが、それは別に日本での布教に限ったことじゃないだろとツッコミを入れたくなる。日本という環境下でキリスト教が繁栄しなかった理由を読者は知りたいのであって、改宗の本質を知りたいのではない。 しかし、取り上げられた逸話の中で面白いと感じたものもあった。琵琶法師から修道士となり、宣教師達の通訳として諸大名と言葉を交わしたロレンソの話は特に面白い。以下にロレンソと秀吉のやり取りを簡略化して記す。 秀吉「そなた達がわしに女どもを侍らせることを、許してくれるのであれば、今すぐにでもキリシタンになるのだがなぁ。」 ロレンソ「ぜひ改宗なさいませ、私が許しましょう。そうして秀吉様は女性達を侍らせた罪で地獄におちましょうが、秀吉様がキリシタンになることで多くの人間が改宗し、救われて天国に行けるのでございますから。」 この返しを聞いて秀吉は大笑いしたとのことであるが、こういった話をもう少し取り上げてほしかったと思う。今度は解説本を介さず、直接『日本史』を読んでみたいと思う。

Posted by ブクログ

2025/03/10

戦国時代に日本で布教活動をしたフロイスが著した「日本史」12巻のダイジェスト版という位置づけで書かれたもの。 ポルトガル人の宣教師であるフロイスは、同僚達から文章が長すぎると苦情が出るほど、日本のことを詳細に記録していて、外部者の目から見た日本の姿がとても印象深いです。ちなみに...

戦国時代に日本で布教活動をしたフロイスが著した「日本史」12巻のダイジェスト版という位置づけで書かれたもの。 ポルトガル人の宣教師であるフロイスは、同僚達から文章が長すぎると苦情が出るほど、日本のことを詳細に記録していて、外部者の目から見た日本の姿がとても印象深いです。ちなみに、一度納得したら、どこまでも真面目に取り組む国民性は、この頃から変わっていないようです。 フロイスが見た織田信長や豊臣秀吉、戦国武将達の姿が色彩豊かに描かれているとともに、折々に挟まれる川崎氏の考察が実に面白くて、いろいろ考えさせられました。

Posted by ブクログ

2023/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1563年に長崎に到着し、1597年に長崎で死んだ宣教師ルイス・フロイスが書いた「日本史」を元に当時(戦国時代)の日本についてまとめた一冊。 信長や秀吉とも謁見した経験もあり、彼らへの評価が面白い。 著者自身がイエズス会系(?)の司祭でもあるようで、宣教師や信徒側の視点で書かれている。

Posted by ブクログ

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