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ウは宇宙船のウ 新版 創元SF文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2006/03/01 |
JAN | 9784488612054 |
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ウは宇宙船のウ 新版
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商品レビュー
4.1
23件のお客様レビュー
約3年ぶりのブラッドベリ。 肌寒くなってくるころに彼の小説が恋しくなりますが、できればゆったりとした精神状態で読みたいところ。ここ数年はドタバタしていたので中々手に取る気分になれませんでしたが、ちょっと落ち着いてきたので、こちらの作品を読了。 タイトルどおり(?)、宇宙に関する...
約3年ぶりのブラッドベリ。 肌寒くなってくるころに彼の小説が恋しくなりますが、できればゆったりとした精神状態で読みたいところ。ここ数年はドタバタしていたので中々手に取る気分になれませんでしたが、ちょっと落ち着いてきたので、こちらの作品を読了。 タイトルどおり(?)、宇宙に関する作品が多く掲載。宇宙に対する憧れや恐怖、理不尽さや故郷への哀愁など、様々な思いが繊細な筆致で描かれます。 「『ウ』は宇宙船の略号さ」、「初期の終わり」と、初っ端から宇宙への憧憬を描く作品が続き、なんだか純粋な気持ちに。ただ、その後は「宇宙船乗組員」や「長雨」、「この地には虎数匹おれり」といった、宇宙の理不尽さや脅威、残されたものの焦燥感を描く作品も。また、「霧笛」や「雷のとどろくような声」は宇宙とは直接関係ありませんが、どちらも趣がある作品。前者は、未知のものがあらわれる情景がまざまざと浮かびますし、未知のものへの恐怖ではなく、その孤独さに心を打つ作品。わずか20頁ながら素晴らしい作品だなあと。後者はバタフライエフェクトを描く古典的作品。 個人的にすごい興味を抱いたのは、最後に収録される「駆けまわる夏の足音」です。これ、単に新しいテニスシューズの履き心地は最高だ!って感じの作品で、物語だけを追うと何ともない作品なのですが、そんな微細な感情をここまで豊かに描くのだなぁと感心。これは解説にも助けられました。
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SF。短編集。 ノスタルジックで優しい話もあれば、ブラックな話、ハードなSFもあり、バラエティ豊か。 有名な「霧笛」はもちろん良い。 「「ウ」は宇宙船の略称さ」「初期の終わり」「宇宙船」「宇宙船乗組員」の4作品は、とても優しく、感動。 「雷のとどろくような音」のブラックな結末と、...
SF。短編集。 ノスタルジックで優しい話もあれば、ブラックな話、ハードなSFもあり、バラエティ豊か。 有名な「霧笛」はもちろん良い。 「「ウ」は宇宙船の略称さ」「初期の終わり」「宇宙船」「宇宙船乗組員」の4作品は、とても優しく、感動。 「雷のとどろくような音」のブラックな結末と、あまりにも息苦しい「長雨」も印象的。 個人的ベストは、中編の「霜と炎」。 8日間しか生きられない人類の物語で、世界観が好きすぎる。
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「幻想と叙情の詩人ブラッドベリの魔法の力で、読者はこの世には見えないものを見せられ、触れられないものに触れることができる。読者は、あるときは太古の昔に誘なわれ、またあるときは突如として未来の果てまで運ばれてゆく。「太陽の金色のりんご」「霜と炎」「霧笛」など、ブラッドベリ自身が16...
「幻想と叙情の詩人ブラッドベリの魔法の力で、読者はこの世には見えないものを見せられ、触れられないものに触れることができる。読者は、あるときは太古の昔に誘なわれ、またあるときは突如として未来の果てまで運ばれてゆく。「太陽の金色のりんご」「霜と炎」「霧笛」など、ブラッドベリ自身が16編を自選した珠玉の短編集。」 *「霧笛」は映画『原子怪獣現わる』(1953年/ユージン・ローリー監督)原作 *「雷のとどろくような声」は映画『サウンド・オブ・サンダー』(2004年/ピーター・ハイアムズ監督)原作 「ウは宇宙のウ」は、宇宙にあこがれてロケットを見に行く少年たちが主人公。彼らは適齢になると、適性と希望に従って訓練生になれる可能性があります。これは利発な主人公のところに、合格通知が来た後の心の動きの物語。」(『SFはこれを読め!』谷岡一郎著 より) 収録作品: 「ウ」は宇宙船の略号さ 初期の終わり 霧笛 宇宙船 宇宙船乗組員 太陽の金色のりんご 雷のとどろくような声 長雨 亡命した人々 この地には虎数匹おれり いちご色の窓 竜 おくりもの 霜と炎 タイム・マシン 駆けまわる夏の足音
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