- 中古
- 書籍
- 書籍
知的財産の歴史と現代 経済・技術・特許の交差する領域へ歴史からのアプローチ
定価 ¥3,300
1,650円 定価より1,650円(50%)おトク
獲得ポイント15P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 発明協会 |
発売年月日 | 2005/05/01 |
JAN | 9784827108057 |
- 書籍
- 書籍
知的財産の歴史と現代
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
知的財産の歴史と現代
¥1,650
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
19世紀半ば、欧州自由貿易の時代であった。1846年英国では穀物法を廃止し、保護貿易から自由貿易へ切り替えた。欧州では鉄道建設が進められ、国境を越えた流通革命が進行していた。この自由貿易の思想からすると、特許制度はいかにも問題があった。特許制度は自由な貿易を阻害するものとしか考えられなかった。この時代、欧州各国で特許制度の是非、具体的にはその廃止が検討された。ドイツ議会は1863年に特許制度は公共の福祉を害すると非難し、スイス議会は特許制度の採用を否決した。オランダは1869年(~1910年)に特許制度を廃止する。現在の米国がリードし進められている、WTO、TRIPSの路線からすると全く逆なわけで皮肉なものである しかしその後1873年に欧州をおそうと、企業倒産が続出し、世界は自由貿易から保護貿易に劇的に変わった。保護主義となれば特許制度が注目され、オランダは1910年に特許制度を復活させた。 」 。。。以上同書第4章128Pから引用。 19世紀半ばを、150年後の21世紀初頭, 鉄道をインターネット、に読み替えても、そのまま通用しそうである。
Posted by