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ウォータースライドをのぼれ 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社/ |
発売年月日 | 2005/07/29 |
JAN | 9784488288044 |
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ウォータースライドをのぼれ
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ウォータースライドをのぼれ
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商品レビュー
3.6
22件のお客様レビュー
首を長くして待ってい…
首を長くして待っていたニール君新作第4弾。冒頭、グレアム父さんが出てくるとこだけ読んで、よし買おうと思ってしまったほど、懐かしく相変わらず面白い。今までがニール君の成長と綴る結構シリアスな事件だったけど、今回は一転これはコメディ。角川文庫「歓喜の島」に出てくる探偵も出て来て、ドタ...
首を長くして待っていたニール君新作第4弾。冒頭、グレアム父さんが出てくるとこだけ読んで、よし買おうと思ってしまったほど、懐かしく相変わらず面白い。今までがニール君の成長と綴る結構シリアスな事件だったけど、今回は一転これはコメディ。角川文庫「歓喜の島」に出てくる探偵も出て来て、ドタバタ劇。ちょっと悲しくも、ニール節はいいなぁと。
文庫OFF
「果てしないばかの行列に、またひとり、ばかが加わった。」 これは終盤でのナレーション文章。 ストリートキッズシリーズの実質的最終章 前回最大のミッションをこなしたあと、ニールは恋人カレンと“すっごい田舎”で身を隠すように暮らしていた。 そこへ義父?グレアムがあらわれて……と、毎...
「果てしないばかの行列に、またひとり、ばかが加わった。」 これは終盤でのナレーション文章。 ストリートキッズシリーズの実質的最終章 前回最大のミッションをこなしたあと、ニールは恋人カレンと“すっごい田舎”で身を隠すように暮らしていた。 そこへ義父?グレアムがあらわれて……と、毎度おなじみの始まりから、ニールの冒険が始まる。 始まりの物語『ストリート・キッズ』、次作の『仏陀の鏡への道』では、自分の前にある道に、時には抗い、時には泣く泣く、少年ニールは進む……この迷いが好きだった。 前作『高く孤独な道を行け』では、ハリウッド映画を見るような展開の中、ある意味プロとして仕事をこなしていくニールの成長があった。 それに比べるとこの最終話は、少しスケールが小さくなったよう、うん、どこか吉本新喜劇のようで、みんな「笑いの一芸」を披露しながら登場してくるようで……。 ほんと、主人公とその仲間はもとより、次々に登場する敵役たちの個性がいとおしいほど。 『ホビーZの気怠く優雅な人生』『フランキーマシンの冬』のように“腹の底から面白い”ウィンズロウ&東江節が爆発したお話でした。 ただ……ストリート・キッズではなくなっちゃった。
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