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生物から見た世界 岩波文庫
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生物から見た世界 岩波文庫

ユクスキュル(著者), 日高敏隆(訳者), 羽田節子(訳者)

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生物から見た世界 岩波文庫

定価 ¥858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2005/06/16
JAN 9784003394311

生物から見た世界

¥770

商品レビュー

4

131件のお客様レビュー

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2025/11/18

ビジネス書として読めました 生物ごとの物理的センサーの話と、人間のバイアスに共通点があるように感じます 認知の話もよかったです 視界には入っているのに、そのものが、自分のにとってのスキーマに当てはまらなければ、見えなくなる いかに主観的な世界観で生きているのかという事 そうす...

ビジネス書として読めました 生物ごとの物理的センサーの話と、人間のバイアスに共通点があるように感じます 認知の話もよかったです 視界には入っているのに、そのものが、自分のにとってのスキーマに当てはまらなければ、見えなくなる いかに主観的な世界観で生きているのかという事 そうすると同じ人間であっても、視界に入るものは同じでも、その解釈に差が出るのは当然と言えましょう その特性を踏まえて、コミュニケーションの際には、相手の視点を想像しながら臨みたいと思いました

Posted by ブクログ

2025/11/15

「環世界」という概念を学ぶことができました。 生物ごとに見ている世界は違う、というのはわかっていますが、見えている範囲(近くしている範囲)やその認知の仕方など含めて大きく違うことを知ることができました。 そして、やはり生物においては、身体性を抜きにして世界を認知することはできない...

「環世界」という概念を学ぶことができました。 生物ごとに見ている世界は違う、というのはわかっていますが、見えている範囲(近くしている範囲)やその認知の仕方など含めて大きく違うことを知ることができました。 そして、やはり生物においては、身体性を抜きにして世界を認知することはできないことを学びました。つまり、世界の在り様を認知しているのではなく、個の身体に対する影響度として世界を認知しているというのは面白く、納得感のある本でした。

Posted by ブクログ

2025/10/27

面白かったです。 イヌやハエの世界の見え方と人間の見え方は異なるというのが「環世界」の概念。 ダニに至っては三つの知覚標識と作用標識しかないという。 難しい専門用語は分からないけど、ネコが獲物を咥えていると歯が隠れて戦闘能力を失うので、コクマルガラスの攻撃対象になるとか、猛禽の巣...

面白かったです。 イヌやハエの世界の見え方と人間の見え方は異なるというのが「環世界」の概念。 ダニに至っては三つの知覚標識と作用標識しかないという。 難しい専門用語は分からないけど、ネコが獲物を咥えていると歯が隠れて戦闘能力を失うので、コクマルガラスの攻撃対象になるとか、猛禽の巣と狩場の間に中立地点がかり、そこではいっさい獲物を襲わないなど、環世界で起こるエピソードがひとつひとつ面白かった。

Posted by ブクログ