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アースダイバー
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アースダイバー

中沢新一(著者)

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商品詳細

内容紹介 //付属品~折り込み式マップ付
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2005/05/30
JAN 9784062128513

アースダイバー

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商品レビュー

4

99件のお客様レビュー

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2025/07/12

2009年に最初に読んで、2025年に2度目に読んだ。 最初に読んだときに結構衝撃を受け、先日古本屋で見つけたので久しぶりに読んでみた。 しかし今回は、事実の上に積み上げられた壮大なこじつけという印象を強く感じて鼻白んだ。思い込みが強すぎる。 縄文海進期の地図が面白いのは確か。

Posted by ブクログ

2024/07/03

中沢新一(1950年~)氏は、山梨市生まれ、東大文学部宗教史学科卒、同大学院人文科学研究科博士課程満期退学、東京外大アジア・アフリカ言語文化研究所助手、国際日本文化研究センター研究員、中大総合政策学部教授、多摩美大美術学部教授兼同大芸術人類学研究所所長、明大特任教授兼同大野生の科...

中沢新一(1950年~)氏は、山梨市生まれ、東大文学部宗教史学科卒、同大学院人文科学研究科博士課程満期退学、東京外大アジア・アフリカ言語文化研究所助手、国際日本文化研究センター研究員、中大総合政策学部教授、多摩美大美術学部教授兼同大芸術人類学研究所所長、明大特任教授兼同大野生の科学研究所所長等を経て、千葉工大日本文化再生研究センター所長、京大こころの未来研究センター特任教授、秋田公立美術大学客員教授。大学院在学中のネパールでのチベット密教の修行をもとに書いた『チベットのモーツァルト』(1983年/サントリー学芸賞受賞)は、浅田彰の『構造と力』とともに、人文書としては異例のベストセラーとなり、「ニュー・アカデミズムの旗手」とされ、その後も領域横断的な活動を続けている。 本書は、縄文時代の東京の地形図をもとに、現在の東京の自然的・文化的景観がどのように形作られてきたのかを考察したもので、初出は「週刊現代」の2004年1月~2005年2月の連載で、2005年に出版され、桑原武夫文藝賞を受賞した。更に、『大阪アースダイバー』、『アースダイバー 東京の聖地』等が出版されている。 私は、本書を出版当初から新刊書店で見てはいたが、今般たまたま新古書店で入手し、読んでみた。 ページをめくり始めてまず頭に浮かんだのはNHK番組の「ブラタモリ」なのだが、それは当然のことで、ネットで調べると、昨今の地形ブームの端緒はそもそも本書なのである(本書は2005年出版、プラタモリは2008年から放映)。今や、(過去を含む)地形、歴史、現在の景観等を結び付けて考える思考パターンは、素人の我々にさえ身に付き、そういう意味では、「ブラタモリ」も、その先駆けとなった本書も、その意義は非常に大きかったと思う。 そして、本書のようなことを発想し、一つの形とすることができたのは、中沢氏が常に、特定の学問領域に留まることなく、考古学、歴史学、神話学、人類学、民俗学から、都市学、建築学、サブカルまでをカバーし、幅広い領域横断的な研究活動を続けてきたことによるのだろう。(一方で、専門の学者からは、科学的に厳密ではないとの批判もあるのだそうだ) 尚、前半では、縄文時代は海岸で、洪積層(堅い土でできている地層)と沖積層(砂地の多い地層)のぶつかる、新宿~四谷、渋谷~明治神宮、東京タワー付近、麻布~赤坂、三田、早稲田、青山等が、後半では、当時は海の底にあった、銀座~新橋、浅草~上野~秋葉原、隅田川東の下町、更には皇居が取り上げられている。 地形ブーム・新しい街歩き論の嚆矢として、一読の意味はある一冊と思う。 (2024年7月了)

Posted by ブクログ

2024/01/28

オカルトもあるし、 なんか成人雑誌のコラムみたいではある。 でもその不可解さが少しゾクゾクさせる。 エンタメ地理としておもしろい。

Posted by ブクログ