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新聞記者 夏目漱石 平凡社新書

牧村健一郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社/
発売年月日 2005/06/10
JAN 9784582852776

新聞記者 夏目漱石

¥220

商品レビュー

4.7

4件のお客様レビュー

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2023/02/03

朝日新聞の主筆、池辺三山は、日露戦争で伸びた部数が、戦後激減したため、知的読者を増やそうと二葉亭四迷や夏目漱石を入社させ、新聞小説の連載で好評を得ました。また文芸欄を創始し漱石に編集を一任しました。 https://www.honzuki.jp/book/309027/revie...

朝日新聞の主筆、池辺三山は、日露戦争で伸びた部数が、戦後激減したため、知的読者を増やそうと二葉亭四迷や夏目漱石を入社させ、新聞小説の連載で好評を得ました。また文芸欄を創始し漱石に編集を一任しました。 https://www.honzuki.jp/book/309027/review/277565/

Posted by ブクログ

2022/07/31

朝日新聞社に勤めた「サラリーマン夏目漱石」についての名著です。 漱石がどのような経緯や条件で朝日に入社し、それが当時の世間の目にどのように映ったのか、そしてどのような人たちが奮闘し、漱石を支え、漱石はどのように執筆・編集をしていったのかが、細かな数字を交えた調査記録とともに記され...

朝日新聞社に勤めた「サラリーマン夏目漱石」についての名著です。 漱石がどのような経緯や条件で朝日に入社し、それが当時の世間の目にどのように映ったのか、そしてどのような人たちが奮闘し、漱石を支え、漱石はどのように執筆・編集をしていったのかが、細かな数字を交えた調査記録とともに記されていて興味深かったです。 また、著者は朝日新聞に在籍していた経歴があり、そのため当時の大阪朝日と東京朝日の関係が詳しく書かれていたことも、これまで個人的に気になっていたトピックスだったのですっきりしました。他にも、どの新聞社がどのような状況で海外特派員や従軍記者や写真画の第一号を出したのかなど、漱石と直接関係はないものの、漱石を取り囲む当時の状況を知ることができる内容が多かったことも良かったです。 尚、美術関係、装丁関係などについては比較的記述は少なかったのですが、朝日でも関係していた橋口五葉の名はもちろん、『虞美人草』掲載告知から二か月で三越呉服店が令嬢向き浴衣地をデザインして発売したことや、晩年に漱石が画家で友人の津田青楓に宛てた感傷的な手紙のことなど、あちこちに小さな話は散りばめられていてアートファンにも嬉しい内容でした。

Posted by ブクログ

2010/08/21

朝日新聞の記者として文芸欄に新聞小説を書く夏目漱石。 病に倒れた後の「思い出すことなど」を書いていた時期のことを外側から書いてあったりして面白い。 小説だけでなく講演なんかも面白くて評判だったようだ。 楽しく読めました。

Posted by ブクログ

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