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ラヴクラフト全集(7) 創元推理文庫
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ラヴクラフト全集(7) 創元推理文庫

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(著者), 大瀧啓裕(著者)

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ラヴクラフト全集(7) 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介 内容:サルナスの滅亡. イラノンの探求. 木. 北極星. 月の湿原. 緑の草原. 眠りの神. あの男. 忌み嫌われる家. 霊廟. ファラオとともに幽閉されて. 恐ろしい老人. 霧の高みの不思議な家. 初期作品. 夢書簡. 作品解題 大瀧啓裕著
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2005/01/24
JAN 9784488523077

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商品レビュー

3.9

14件のお客様レビュー

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2024/11/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

『イラノンの探求』 好き!夢を追い続けている間は肉体も意識も若々しいままなの、若さの持つエネルギーとか愚かさを象徴しているようだし、全てが水の泡になった後の急なわびしさ、むなしさも味わいがあって好ましい。 イラノンのことを知っている人がいなくなる前に夢から覚めることができてよかったのかもしれない。 『眠りの神』 分かりやすいオチがある分かりやすい話だった。薬物乱用者に寛容な時代だったんだなあとかあんまり関係ないことを考えたり。 しかし友人の声を音楽と評するのはすごい。喋る全てが旋律であり詩であるように感じられるなんてこれ以上の褒め言葉ある?熱烈だなあ。 『忌み嫌われる家』 家の来歴をとんでもない執着心をもって調べるパートが好き。あと甥と叔父の関係性も良い。好奇心抑えきれない様子が微笑ましいし、これはある種の英雄譚なのだと思うと叔父さんの最期も悪くないのかも。 『恐ろしい老人』 ドント・ブリーズだこれ。ジジイが強い話はどんなものでも好き。 約二年かけてやっと全集を読み終わったので達成感がすごい。総じてしつこい描写がかなり好みで楽しかった。うまいこと文章に乗れた時の気持ちよさが癖になる。

Posted by ブクログ

2020/11/22

最終巻読了。理屈はない善悪もない、ただ襲いかかる旧支配者、太古の異形の神々。その名を口にしてはいけない。エジプト、アメリカ、アフリカ、ヨーロッパ世界各地で起こるこの不条理の恐怖神話。その着想をラヴクラフトは夢から得た。最終巻はその夢書簡や資料を含む。「逃げろ、そこから逃げるんだ!...

最終巻読了。理屈はない善悪もない、ただ襲いかかる旧支配者、太古の異形の神々。その名を口にしてはいけない。エジプト、アメリカ、アフリカ、ヨーロッパ世界各地で起こるこの不条理の恐怖神話。その着想をラヴクラフトは夢から得た。最終巻はその夢書簡や資料を含む。「逃げろ、そこから逃げるんだ!」しかし、絶対に逃げられない。自分を守る手段もない。夢の中でもラヴクラフトは不条理に追いかけられる。

Posted by ブクログ

2020/03/22

 完結巻だからなのか、既刊からこぼれたものを拾い集めて編集した感はある。しかし、決して駄作凡作ばかりというわけではない。  小説の原型となった、夢の内容を書き起こした手紙を収録した『夢書簡』は、夢の描写が緻密でなかなか面白かった。物書きの練習に夢日記をつけるのも良いのかもしれない...

 完結巻だからなのか、既刊からこぼれたものを拾い集めて編集した感はある。しかし、決して駄作凡作ばかりというわけではない。  小説の原型となった、夢の内容を書き起こした手紙を収録した『夢書簡』は、夢の描写が緻密でなかなか面白かった。物書きの練習に夢日記をつけるのも良いのかもしれない。  最後に収録された『断片』。要は序章のみ存在する未完作品なのだが、実は完成していたが本編を何者かに奪われて、後年に原稿がオークションに出されて、落札された原稿を巡って――という物語またはTRPGシナリオが既にありそうだ。特に『Azathoth』。 ------------------------------------------------------------ 『サルナスの滅亡』(ドリーム・サイクル)  かつて、ムナールという地があった。そこに遊牧民がやって来て、トゥラー、イラーネク、カダテロン、そしてサルナスという都市を建設した、そのサルナスから遠くないところには以前よりイブという都市があり、そこには面妖にして醜悪な存在が住んでいた――。 (イブの住人にサルナスが滅ぼされる話かと思いきや、その通りなのだがその前に――。) 『月の湿原』  友人のバリィが買い戻した古城。そこに近い湿原には、手を付けたり干拓を試みようとしたりすると呪いが降りかかるという伝承があった。もちろんバリィもわたしも意に介さず、干拓作業は予定通りに始められたのだが――。 (神話生物か、神話生物かと思わせる存在は出てこないが、その結末に、そこがかつてサルナスもしくはイブだったのではないか、と勘ぐってしまった。) 『忌み嫌われる家』  かつて商人一家が、不可解で異常な衰弱で全滅したという、いびつな植物が蔓延る朽ちた家。好奇心と迷信を払拭したいという思いから、許可を得て一晩その家に泊まり込むことにしたわたしと伯父が体験した恐怖とは――。 (明言はされていないが、『宇宙からの色』の前身みたいな内容だった。)

Posted by ブクログ

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