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三つの金の鍵 魔法のプラハ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | BL出版 |
発売年月日 | 2005/03/25 |
JAN | 9784776401094 |
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三つの金の鍵
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商品レビュー
4.3
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チェコで生まれ育った作者の思い出と幻想が入り混じった詩のような絵本。 街を辿りながら、幼い頃に聞いた街の伝説を思い出していく。 絵はダークトーンだけど、なんとも言えない滑稽さがあって、決して暗い気持ちにはならない。 ゾワゾワと、子供の頃の世界に対する違和感みたいな、まだ世界そのものを見慣れていないから、日常的な風景でも不気味に見えるような感覚を思い出させてくれる。 作者のピーター・シスは、ソ連に軍事侵攻された祖国チェコから、亡命した経験があって、その時は家族とも一生の別れになるかもしれないと思っていたことと思うし、その後チェコで家族と再会できた時の喜びは相当大きかったと思う。 そうした、作者の祖国に対するノスタルジックな気持ちが絵本全体から伝わってくる。 ラストシーンは、家族との再会を喜んだであろう、作者自身の気持ちがすごく表れているような、明るいもので、ホッとした。
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誰もいない、プラハの街。 でも、その建物に、その窓に、その敷石に、何かが隠れてぼくを見つめている。 怖くも懐かしい、その気配。 プラハの街に伝わる伝説。 そのすべての歴史がぼくを形作り、ぼくもその歴史の一部となる。 自分の存在と原点を見つめなおす物語。
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金の鍵を集めるたびに,一つの物語が語られる.ゴーレムはまさしくプラハという感じ.また彷徨い,黒猫に導かれて辿るプラハの街の様子が絵のなかに蘇っている. 芸術作品のような絵本だ.
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