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江戸川乱歩全集(第5巻) 押絵と旅する男 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | 「怪人二十面相シリーズ」で知られる江戸川乱歩ワールドの真髄がここに。 主人公は魚津で蜃気楼を見物した帰り、車中で見知らぬ老人から蜃気楼よりも、世にも不思議なものを見せられる…。表題作の他、乱歩と明智小五郎の人気を確かなものにした娯楽傑作長編「蜘蛛男」。猟奇のの極み「蟲」などを収録。 |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 2005/01/20 |
JAN | 9784334738204 |
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江戸川乱歩全集(第5巻)
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商品レビュー
3.9
30件のお客様レビュー
「押絵と旅する男」の…
「押絵と旅する男」のイメージを刺戟する感じも好きだが、通俗的な「蜘蛛男」の世界にも惹かれる。
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名作短編「押絵と旅する男」は、今では大学の講義でも扱われていますね。ノスタルジックで良いです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
※蟲を青空文庫で読みました。その感想です↓ 人が恐い、でも人に興味あるところとか、話してる時相手が興味なさそうなのを察するともう話す気が無くなっちゃう厄介な繊細さとか、あー分かる〜と思ったけど思った以上にめちゃくちゃ行動力ある人だった。 主人公は二十代男性、性格は陰気。 でも親は金持ちだし服もオシャレだし、両親亡くなった後は家も土地も売って散歩中に見つけた場所に引っ越して、ばあやを雇って住むとか。エネルギッシュかよ。相続とか片付けとかホント大変なんだから。 住んでるとこは土蔵。 親友のつてで小さいころ好きだった可愛い子と再会して、その子は女優になってた。3人でご飯食べて、色々あってその子を殺すことにした。 そのために免許取りに行って車も買って改造して、井戸にいれる土ももらってきた。やっぱり行動力あるしお金もある。 陰でその女優が、話はできるけど虫酸が走る人って言うところとか、数少ない主人公のセリフが気持ち悪かったり、ああこの人ずっと独りなんだなーって思う。人と関われない人。やってることも気持ち悪いけどたまに俺はここまで堕落したのか、、って自己嫌悪してたりする。 噂話として何してるか気になる人って感じだった。それで結局最後まですぐ読んでしまった。 最後殺してから、あ、このままだと腐るなって気づいてからなんとかしようとやっきになるところの描写がとても細かい。伏せ字もあったけどあってちょうど良かった。動脈にホルマリンいれるあたりとかそうだミイラにしよってなった辺りはもう怖いからサッとしか読んでない。 書かれたのが昭和4年らしいから、工事現場の土いる人は言ってねっていう張り紙とか、敷地に普通に枯れ井戸あるとか、壁に火箸でこっそり穴開けるとかいうところは面白かった。
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