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パルムの僧院(下) 新潮文庫
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パルムの僧院(下) 新潮文庫

スタンダール(著者), 大岡昇平(訳者)

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パルムの僧院(下) 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1951/03/27
JAN 9784102008027

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パルムの僧院(下)

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商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

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2026/06/12

結末は唐突かつ悲劇的。美しい絵画や音楽に触れた後、余韻に浸っているような読後感。古典文学の良さだなあ。 主人公ファブリスは、牢獄中に司令官の娘、クレアと恋仲に。独房の中で、2人は秘密の通信手段により愛を育むのです。これがまたドキドキもの。障害があると恋愛は燃えるの典型。ファブリ...

結末は唐突かつ悲劇的。美しい絵画や音楽に触れた後、余韻に浸っているような読後感。古典文学の良さだなあ。 主人公ファブリスは、牢獄中に司令官の娘、クレアと恋仲に。独房の中で、2人は秘密の通信手段により愛を育むのです。これがまたドキドキもの。障害があると恋愛は燃えるの典型。ファブリスの脱獄描写はスリル満点でした。 ジーナ(叔母)の、ファブリスに対する感情の揺れも読みどころ。ジーナ自身もファブリス一筋というわけでなく、かなりの恋多き女性です。魔性の女とでも言いましょうか。最後は安定的結婚生活に至るのですが。 登場人物それぞれの恋愛感情の交錯、政界での駆け引き、おもしろかったです。『赤と黒』(スタンダール)も立身出世、年上の女性との恋が描かれていました。内容的に『パルムの僧院』の方が、おもしろさが上回っているかなと感じるのですが、本書の大岡昇平訳は文章が古めかしい。しかし、格調の高さを感じる。『赤と黒』は光文社文庫で読み、読みやすさはピカイチだったので、どちらに軍配が上がるかは難しいところ。読みやすさを追求するあまりに、作品の持つ美意識というか格調の高さが薄れてしまうのも残念。とりあえず、『パルムの僧院』も光文社文庫で出るといいなあ。 イタリアという国の成り立ちについて興味がわきました。イタリアの歴史ついて学んだ後で、本書を再読できるといいなと思ってます。 (2026.6.9読了)

Posted by ブクログ

2025/07/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

実はもう少しジーナ おばさんとファブリス が露骨な恋愛のご関係になるのかと思いきやそこには至らず わりと精神的な結びつきの恋愛関係みたいなので終わりましたね そしてどちらかというと牢獄看守の娘さんとしっかりできてしまいまして 最終的に 不倫関係の我が子を我が子として育てたいから死んだことにしちゃおうなんてやってるうちに子供が本当に死んじゃって お母さんも嘆き悲しんで死んじゃって 主人公もそのうち なくなりましたっていう そのたたみかけ はちょっとあの急な展開すぎるのではないかと思いまして 余韻がなかったなあ というところなんですが まあ ここまでの全体からしていろんな要素が盛り込まれて 大公 とかの 裏切りだったりとか伯爵のちょっとやきもち妬いてるんだけど助けてくれたりとかという人間模様が面白かったので おまけで総合的に4です

Posted by ブクログ

2025/05/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

一か月かけて読み切った。下巻は話も盛り上がってきて面白かったが、それでも物語の20%ほどしか楽しめなかったと思う。 綺麗でどこか淡々としてる文章から、恋に狂う貴族たちの様子が描かれ、恋の為にあの手この手で貴族社会を乗り越えていく様はどこか滑稽な部分もある。この当時の恋愛は信じられないほどの情熱に包まれており、恋のために政治まで動く情熱ぶり。そして貴族界ではそれはそれで仕方ないというような風潮は驚きだ。 ラストあたりはかなり衝撃だった。これまでの秘密のやりとりから無情の結婚、14か月の未練が遂に成熟したと思えばあの結末。ある意味でこの時代の貴族というのは自由で何でも持っているが、気持ちの面では自由なんてどこにも無く、1番憐れな身分なのかもしれない。 この作品をもっと楽しむには、ルネサンス期のイタリアやスタンダールについてもっと勉強が必要だったと思う。難しい本ではあるが、一読する価値は十分にあった。

Posted by ブクログ

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