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「塩」の世界史 歴史を動かした、小さな粒
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「塩」の世界史 歴史を動かした、小さな粒

マーク・カーランスキー(著者), 山本光伸(訳者)

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「塩」の世界史 歴史を動かした、小さな粒

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社
発売年月日 2005/12/30
JAN 9784594050764

「塩」の世界史

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商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

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2024/07/31

古い料理に書いてある料理がだいたい美味そう。多分実際食べたら違うんだろうけど。 ケチャップやアンチョビが思っているものと全然違うことが印象的。 あと塩の象形文字がキャラクターっぽくて可愛い。 塩の日本史も書籍があるみたいなので読んでみよう。

Posted by ブクログ

2017/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 富が満ちているように見えるときほど、国が貧しいときはない。(老子の言葉、『塩鉄論』紀元前81年)(p.22)  塩ダラの利益があがったのは、人工池を作る技術が進歩して海塩の生産量が増大したためである。これはフランスで顕著だったが、大西洋沿岸ではどこでもその恩恵にあずかっている。結果として塩漬けの肴の生産量の増大にもつながった。両氏は、魚を少し捕るたびに腐らないように市場に駆け込まなくとも、塩漬けして何日か余裕を持つことができるようになった。ニューファンドランドへの遠洋漁業は、春から秋までシーズンオフだった。塩のおかげで、ヨーロッパ人の貧しい階層にも北方の海の幸がたっぷり行きわたるようになった。(p.128)  製塩は瀬戸内海に集中した。理想的な塩産地ではないものの、比較的温暖な気候の地域で二つの島にはさまれているという理由から、国内で海塩を作るには一番良い場所だと考えられたのだ。瀬戸内海の大部分、大阪から広島にかけて第二次世界大戦で大打撃を受けたが、塩田は1950年代に復活した。先進国となった日本は漬物、塩漬けの肴、醤油、味噌に必要な食用塩を自給してきた。(中略)「野菜や魚や肉を、塩漬けで保存するために大量の塩を使う」ことを発見した。中国人と日本人の塩の消費量が多いゆえんである。(pp.165-166)  今日、アメリカの塩の受容に関して、主たる用途は道路の凍結防止である。日本では、ソーダ工業用がじつに8割を占め、あとは一般工業用が5パーセント、食品加工用が10パーセント強、家庭用に至ってはわずか4パーセントである。「食塩」は塩の主役の座から降りたのだ。塩鉱の封印力を生かした核廃棄物の廃棄上や石油の備蓄上なども、かつては考えられなかった利用法だ。(p.445)

Posted by ブクログ

2014/07/12

塩に目をつけたあたりは鋭い。 ただ、話の柱がないというか、読み進めるのに、パワーが必要だった。 過去から現在に至る塩の物語だけど、塩というものの汎用性というか、つまり、あまりにも、身近すぎて、全世界的過ぎて、話も発散気味というかんじ。 料理、国、時代、を特定して書いてもよかっ...

塩に目をつけたあたりは鋭い。 ただ、話の柱がないというか、読み進めるのに、パワーが必要だった。 過去から現在に至る塩の物語だけど、塩というものの汎用性というか、つまり、あまりにも、身近すぎて、全世界的過ぎて、話も発散気味というかんじ。 料理、国、時代、を特定して書いてもよかったのでは?と思う。

Posted by ブクログ

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