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脳という劇場 唯脳論・対話篇
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脳という劇場 唯脳論・対話篇

養老孟司(著者)

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脳という劇場 唯脳論・対話篇

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社/
発売年月日 2005/10/06
JAN 9784791762088

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2020/02/23

『唯脳論』の著者である養老孟司の対談集です。対談の相手は、中村雄二郎、吉本隆明、米長邦雄、高木隆司、大島清、中村桂子、多田富雄、荒俣宏、香山壽夫、胡桃沢耕史、南伸坊、丸谷才一、太田治子、菅谷規矩雄、古井由吉、山根一眞の16人です。 養老の「唯脳論」は、文系/理系の垣根を超えたス...

『唯脳論』の著者である養老孟司の対談集です。対談の相手は、中村雄二郎、吉本隆明、米長邦雄、高木隆司、大島清、中村桂子、多田富雄、荒俣宏、香山壽夫、胡桃沢耕史、南伸坊、丸谷才一、太田治子、菅谷規矩雄、古井由吉、山根一眞の16人です。 養老の「唯脳論」は、文系/理系の垣根を超えたスケールの大きな思想であり、本書の対談相手も多岐にわたっています。哲学者の中村雄二郎や思想家の吉本隆明、あるいは作家の丸谷才一、古井由吉といった人たちとの対談もおもしろく読みましたが、個人的には自然科学者である中村桂子と多田富雄の対談が印象的でした。「自然誌」を構想する中村と、免疫学の立場から「自己」という問題にまで踏み込んでいく多田の二人は、養老とおなじく自然科学を主なフィールドとしながら文系と理系の双方にまたがる思索を展開しており、それぞれの立場のちがいが興味深く感じられました。ただ、それぞれの拠点とする世界の見方から、思いもかけない方向へと議論を展開していく意外性という面では、この両人にくらべてみても、養老のほうが一歩抜きんでているという印象があります。

Posted by ブクログ

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