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聖骸布血盟(上) ランダムハウス講談社文庫
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聖骸布血盟(上) ランダムハウス講談社文庫

フリア・ナバロ(著者), 白川貴子(訳者)

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聖骸布血盟(上) ランダムハウス講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ランダムハウス講談社/
発売年月日 2005/09/15
JAN 9784270100011

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商品レビュー

3.3

11件のお客様レビュー

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2010/05/28

「ダヴィンチコード」…

「ダヴィンチコード」ブームの勢いで翻訳されたものと思いきや、「ダヴィンチコード」よりも面白い。テーマはイタリア、トリノ大聖堂の聖骸布。舌のない男たちの秘密教団やテンプル騎士団の謎とあいまって、美術品特捜部のマルコとジャーナリストのアナが謎を突き止めていく。そして衝撃のラスト!マジ...

「ダヴィンチコード」ブームの勢いで翻訳されたものと思いきや、「ダヴィンチコード」よりも面白い。テーマはイタリア、トリノ大聖堂の聖骸布。舌のない男たちの秘密教団やテンプル騎士団の謎とあいまって、美術品特捜部のマルコとジャーナリストのアナが謎を突き止めていく。そして衝撃のラスト!マジかよ!ヨーロッパのキリスト関連ミステリーはほとんど伝奇小説の愉しみ。

文庫OFF

2010/05/28

キリストの聖骸布をめ…

キリストの聖骸布をめぐって、過去と現実が交差するストーリー。キリストと聖骸布の関係がいまいちよく把握できなかったけれど、これを読めば読者なりの解釈ではあるだろうけれど、聖骸布がどうしてあの場所にあり、そして一部では本物ではない、といわれているのか、という疑問も払拭されます。かなり...

キリストの聖骸布をめぐって、過去と現実が交差するストーリー。キリストと聖骸布の関係がいまいちよく把握できなかったけれど、これを読めば読者なりの解釈ではあるだろうけれど、聖骸布がどうしてあの場所にあり、そして一部では本物ではない、といわれているのか、という疑問も払拭されます。かなりおもしろい。歴史好きの人にはオススメ

文庫OFF

2012/08/25

『聖骸布血盟』という本は、歴史ミステリーとしてのジャンルで、ダン・ブラウンの『天使と悪魔』や『ダ・ヴィンチ・コード』と比較しやすい書物である。 歴史的史実を現社会で起こった事件と絡ませるスリリングな展開は、ダン・ブラウンの手法と良く似ている。 ダン・ブラウンのように文章がビジ...

『聖骸布血盟』という本は、歴史ミステリーとしてのジャンルで、ダン・ブラウンの『天使と悪魔』や『ダ・ヴィンチ・コード』と比較しやすい書物である。 歴史的史実を現社会で起こった事件と絡ませるスリリングな展開は、ダン・ブラウンの手法と良く似ている。 ダン・ブラウンのように文章がビジュアル化してせまってくるような迫力はないものの上巻を半分くらいまで進むと次が読みたくて、ページをめくる指がとまらないのは同じであるし、史実に基づきつつ、聖骸布を命をかけて守ってきた人々がいきいきと描かれてゆくさまは圧巻だ。 時代が次々と変化していくので、登場人物が多すぎるのが少々難だが、ダン・ブラウンに見られる暗号の謎解きなどはない。 冒頭も、らい病に罹ったエデッサの王が聖骸布によって病が癒える場面や、トリノ大聖堂の不審火あとから発見された舌のない男の遺体など、劇的主題の導入が成功している。 歴史上の人物たちもリアリティをもって描かれ、読者の好奇心を喚起する。 数奇な運命と歴史を経て、現代と謎が交差した時やがて、結末は明かされる。 トリノの聖骸布は、ダ・ヴィンチが関わっていたなどという説もあるが、さて、この小説の結末は・・・読んだ人のみぞ知る である。

Posted by ブクログ

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