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逝きし世の面影 平凡社ライブラリー552
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逝きし世の面影 平凡社ライブラリー552

渡辺京二(著者)

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逝きし世の面影 平凡社ライブラリー552

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社/
発売年月日 2005/09/09
JAN 9784582765526

逝きし世の面影

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商品レビュー

4.2

140件のお客様レビュー

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2010/05/28

文庫化前から評判のよ…

文庫化前から評判のよい本で、文庫化されたときにはメディアでも取り上げられていました。近代化によって滅んでしまったひとつの『文明』としての日本の姿を、外国人の記録などの史料をもちいて再現しようとした労作です。分厚いですが、とても読みやすい本です。

文庫OFF

2010/05/28

明治の御一新はたしか…

明治の御一新はたしかに得るものは大きかつたが、同時に失ふものもまた大きかつた。古き良き日本といふ概念は我々は聞くことがある。しかしそれの具体例となると思い浮かべることは至難である。この『逝きし世の面影』は外国人がみた美しき日本の姿を緻密に丁寧に追つて行く。

文庫OFF

2024/06/15

幕末から明治初期に来日した外国人の視線を通して、江戸時代後期に存在し、失われつつあった文明の姿を描こうという一冊。 欧米由来の「近代化」によって日本の精神世界が変質したこと、特に「ヒューマニズム=人間中心主義」の導入による変化を描く終盤はとりわけ興味深い。たとえば「東海道中膝栗毛...

幕末から明治初期に来日した外国人の視線を通して、江戸時代後期に存在し、失われつつあった文明の姿を描こうという一冊。 欧米由来の「近代化」によって日本の精神世界が変質したこと、特に「ヒューマニズム=人間中心主義」の導入による変化を描く終盤はとりわけ興味深い。たとえば「東海道中膝栗毛」を例にとって、現代社会から見て江戸時代の人々の精神性が異質であることを示す部分など。 そこまで読み進めればかなり興味深いのだが、前半は「外国人が日本で驚いたこと」のまとめサイトみたいな記述が多くて退屈である。 著者は「失われた文明」と、ベースにある文化を区別して論じているというのだが、その区別は私には不分明に見えるので、そのような感想になる。 著者自身は「私の一貫した主題が現代という人類社会の特殊なありように落ち着かぬ自分の心であった」「私の関心は自分の『祖国』を誇ることにはなかった。」と書いて(平凡社ライブラリー版 あとがき)、この本が呼び起こした反応に対する違和感を表明しているけど、この本の書き方だとそういう反応(日本賛美的な?)を喚起するのも無理はないと思う。

Posted by ブクログ

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