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リサーチ・マインド 経営学研究法 有斐閣アルマ
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リサーチ・マインド 経営学研究法 有斐閣アルマ

藤本隆宏(著者), 高橋伸夫(著者), 新宅純二郎(著者), 阿部誠(著者), 粕谷誠(著者)

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リサーチ・マインド 経営学研究法 有斐閣アルマ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 有斐閣
発売年月日 2005/09/11
JAN 9784641122383

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商品レビュー

4.4

7件のお客様レビュー

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2024/05/13

今年の2月に65歳の誕生日を迎えた後、4月から大学院に通っている。経営学研究科に属しているが、MBAを取得しようとしているわけではなく、リサーチ・研究をするためのコースに進んだため、修士2年間のうちに修士論文を仕上げる必要がある。大学院を受験する際には、英語についてTOEICのス...

今年の2月に65歳の誕生日を迎えた後、4月から大学院に通っている。経営学研究科に属しているが、MBAを取得しようとしているわけではなく、リサーチ・研究をするためのコースに進んだため、修士2年間のうちに修士論文を仕上げる必要がある。大学院を受験する際には、英語についてTOEICのスコアを提出し、専門科目の筆記試験を受験し、更に面接試験を受ける必要があった。また大学院でどのようなテーマで研究したいのかを述べた「研究計画書」を提出することも必要だった。一応、それらしく「研究計画書」を作成したけれども、そもそも、研究ってどうやるのかもよく分かっていないままに書いた計画書なので、実際には、何もかも一から始めることになる。ということで、研究のやり方を学ぶために手に取ったのが本書である。経営学の分野では名の通った5人の先生方による共著。 研究の「方法論」といった実際的・技術的な内容も書かれているが、この本の中で一番面白く読み応えがあったのは、先生方の研究の経験談である。優れた研究業績をあげるのは並大抵のことではないということがよく分かると同時に、それでも、皆さん、「研究が好き」で、それが研究を継続させることが出来た最大の要素であるのだと思った。 5人の共著者の方々は、言えば、一生を研究にささげた方たちである。それに対して私は、65歳になってから、研究のイロハから学ぶので、書いてあることは参考になったりならなかったりする(例えば、「10年ががりで博士論文を書いた、10年ががりの研究であった」というのは、私の年齢からすれば現実的ではない)。それでも、この世界の端っこに足を踏み入れることが出来て良かったと思う。具体的なテーマにはここでは触れないが、私は、少しおおげさに言えば、大学院では「これまでの社会人人生で仕事として取り組んできたことを学問的な視点で見直す」ことをやってみたいと思っている。私はそういうことが好きなのだと思う。私の意気込みに対して、進むための後押しをしてもらえるような本だった。

Posted by ブクログ

2021/01/01

5人の東大教授から経営学の研究とは、が学べる一冊。所謂ハウツー本ではなく、5教授の経験をストーリーで見ながら本質が理解できる。 理論とは現実をよりよく理解するためのものであり、研究とは理論と現実の結び付けをする作業であるから、すなわち良い研究とはその研究をした後で人々が現実をより...

5人の東大教授から経営学の研究とは、が学べる一冊。所謂ハウツー本ではなく、5教授の経験をストーリーで見ながら本質が理解できる。 理論とは現実をよりよく理解するためのものであり、研究とは理論と現実の結び付けをする作業であるから、すなわち良い研究とはその研究をした後で人々が現実をより良く理解できるようになることとした解説は当たり前だが、非常に納得感があった。

Posted by ブクログ

2017/12/10

実際にお会いしたことのある教授陣の人間らしい側面と、研究者としての側面を知れて面白かった。また研究は創発的な要素により絶えず進化するもので、飽くなき探究心が大切だと思い知らされる。博士論文を書いてしまったから気軽に読めるが、書く前の学生も面白く読めるのではないだろうか

Posted by ブクログ

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