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春にして君を離れ ハヤカワ文庫クリスティー文庫81
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春にして君を離れ ハヤカワ文庫クリスティー文庫81

アガサ・クリスティ(著者), 中村妙子(訳者)

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春にして君を離れ ハヤカワ文庫クリスティー文庫81

定価 ¥1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2004/04/15
JAN 9784151300813

春にして君を離れ

¥1,045

商品レビュー

4.2

617件のお客様レビュー

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2010/05/28

クリスティが別名義で…

クリスティが別名義で発表した純文学小説。他人の心を分かったつもりになるのがどれほど危険なことか描いている。

文庫OFF

2010/05/28

自分の理想の家庭を築…

自分の理想の家庭を築きあげ、それに満足している一人の主婦が、あることをきっかけに今までのことを振り返っていく・・という母であり妻である女の心理を描いた作品です。自分を見つめなおしてみるのも大切だと思いました。母親って切ないですね・・いい教訓になりました。

文庫OFF

2026/06/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジョーンには大きな欠点がある。自分の価値観を正しいものと信じ込み、夫や子供たちの気持ちを十分に理解しようとしなかったことだ。一方で、ジョーンは決して怠惰な人間でも悪意のある人間でもない。真面目に生き、家族のために努力し、良い妻・良い母であろうとし続けた人でもある。世間で言われるような毒親ほど悪い人間ではない。私はジョーンが専業主婦だったことが、彼女の視野を狭めた一因だったと思う。社会との幅広い関わりを持っていれば、自分の考え方や行動を省みる機会も増えたのではないだろうか。ジョーンの欠点を率直に指摘する人間が少なかったことも、彼女の不幸だったように思う。自分はこういう人間だから正しいという先入観は、なかなか捨てられるものではない。しかしジョーンは一度自分の人生を振り返り、自らの過ちを見つめた。その気づきは帰宅後完全に消えてしまったようにも見えるが、人は何度でも悔いることができる。ジョーンはまだ六十歳である。夫も子供も生きている。過去は変えられないが、何も変わらないまま終わったわけではない。閉じた結末ではないなら、まだ希望はある。

Posted by ブクログ

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