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ワイオミングの惨劇 新潮文庫
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ワイオミングの惨劇 新潮文庫

トレヴェニアン(著者), 雨沢泰(訳者)

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ワイオミングの惨劇 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2004/06/01
JAN 9784102139219

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2025/02/24

謎の作家トレヴェニアンの西部劇映画のパロディ。パロディといってもトレヴェニアンだけあって一筋縄にはいかない。西部劇映画のフォーマットに則っているふうに見えて細部はかなりひねってあります。ゴールドラッシュも終わりかかり町も寂れ果てるところが多くなってきた頃、刑務所から脱獄する凶悪犯...

謎の作家トレヴェニアンの西部劇映画のパロディ。パロディといってもトレヴェニアンだけあって一筋縄にはいかない。西部劇映画のフォーマットに則っているふうに見えて細部はかなりひねってあります。ゴールドラッシュも終わりかかり町も寂れ果てるところが多くなってきた頃、刑務所から脱獄する凶悪犯のシーンで始まり、どこからか流れてくる古めかしい銃を持つ若者、銀鉱山の麓の寂れた小さな町、なんとかやっていきたいと思う者、なんの希望もなく生きている者、それぞれがちょっとずつ脛に傷をもつ者たちの生活が交錯して西部劇的事件が起きます。前半はなんの事件も起こらないのですがこの重なり具合がいやーな雰囲気を醸し出していきます。これはちょっとハズれたかなと思っていると知らない間にどんどんはまっていきトレヴェニアンのトラップにすっかりかかってしまいます。なんだこの深み。1800年代の人々の話なのに今を生きる人間の闇が描かれているように思えます。 最後に載っている作者の執筆用資料の登場人物設定の緻密さにも驚きます。 さらにさまざまな作風の秘密は執筆に入る前にまず作者から創造するのだそうです。どのような教育を受けてきた人物なのか正確なのかなどを設定した上で執筆するのだとか。なんという作家だ!自分の役どころを明確にして徹底するのだ。プロだ!自分もこの手法を実生活に取り入れてみよう。

Posted by ブクログ

2021/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

非常に複雑な想いを抱く読後である。 少なくとも昨日の、マシューが無頼漢リーダーとその一味を殺し、そして二十マイルの保安官に、いやヒーローに成り損ねた所までを読んだ時には、安易な予定調和に流れず、これが現実だろ?と突きつけたトレヴェニアンの現実を透徹する視座に身震いを憶えたものだが、今日のこの物語の創作メモめいたパラグラフを読むに当って、これら登場人物が実在したという事実に戸惑いを感じた。 この部分はこの小説にとって果たして必要だったのだろうか? あとがきで語られるべきエピソードではなかったのだろうか? ここに至り、今まで語られたストーリーの結構というものが揺るぎを持ち、何とも評し難い思いが渦巻いている。 結局、何が語りたかったのだろう、作者は? 恐らくはハリマンの贈ってきた『デスティニーの最期』とペダーゼン氏が綴った二十マイルとデスティニーでの出来事に触発されて書かれたのだろう。とにかく通常ならばヒーローとなるべきマシューが二十マイルの走り使いとして描かれ、最後も保安官になり損ね、しかも後日談では愛していたルース・リリアンとも結ばれず、単に彼女の家の雑用として余生を過ごすといった具合である。これは事実であるから、既に決められた結末なのだ。 今に至って私は思う。 このルース・リリアンという女性に最後まで付き添って亡くなったマシュー・ダブチェクとは一体何者なのか、そしてその墓碑銘に何故「リンゴ・キッド」と書かれているのか、この点に作者は非常に興味をそそられたのではないか? だから主人公はマシューでありながらも最後までヒーローにはなり得なかったのだ。 感想としては最後の一文に救われる思いがしたが、やはり後味が何とも悪いのである。

Posted by ブクログ

2018/05/27

悪い奴が村にやって来てわうわうしちゃう、って話は良くあるっちゃあ良くあるんだけど、このやりたい放題の悪党に感情移入するか、それとも村人に感情移入するかってのが運命の分かれ道。なんかあんまり悪すぎるやつでもひいちゃうしね、難しいところよね。死霊のはらわたみたいになっても困るしね。 ...

悪い奴が村にやって来てわうわうしちゃう、って話は良くあるっちゃあ良くあるんだけど、このやりたい放題の悪党に感情移入するか、それとも村人に感情移入するかってのが運命の分かれ道。なんかあんまり悪すぎるやつでもひいちゃうしね、難しいところよね。死霊のはらわたみたいになっても困るしね。 というわけで、今回は一般向けの小説だからそこまで悲惨な事にはならなくて一安心。 それ、死亡フラグ立ってる!とか、それやったらアカンやつやで、とかいうイベントをコツコツとこなしながら、確実にエンディングに向かっていくのはある種の既定路線というか、予定調和というか。でも盛り上げ方を間違えなきゃいつものやつを頼んでも普通に美味しいってことかな。

Posted by ブクログ

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