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触発する言葉 言語・権力・行為体
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2004/04/30 |
JAN | 9784000233927 |
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触発する言葉
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
メモ。 オースティンの言語行為論の読解が中心。 ヘイトスピーチに関する記述。 習慣と文化政治に関する議論に接続可能。
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人間は物語を生きる動物である。社会は物語を必要とする。歴史は物語そのものだ。我々はルール、道徳、感情、理性、知性を物語から学ぶ。というよりは物語からしか学ぶことができない。こうして人間は「語られるべき存在」となった。続いて書字が記録という文化を生む。人間は「歴史的(時間的)存在」...
人間は物語を生きる動物である。社会は物語を必要とする。歴史は物語そのものだ。我々はルール、道徳、感情、理性、知性を物語から学ぶ。というよりは物語からしか学ぶことができない。こうして人間は「語られるべき存在」となった。続いて書字が記録という文化を生む。人間は「歴史的(時間的)存在」と化した。 http://sessendo.blogspot.jp/2014/02/blog-post_4.html
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表現規制と発話行為をめぐって。賛成・反対の立場だけでは単純に回収しきれない示唆がある。 バトラーの議論がおもしろいとおもうのは、発話をその発話者と行為遂行性の問題だけに収めないところ。言葉に「傷つけられる」とはどういうことか。発話主体に先行して存在する、言葉の効果を産み出している社会や政治的文脈に言及している。 発話そのものを規制するのではなく、中傷性という発語媒介効果を再演せずに言葉そのもの文脈を書き換えていくべきという提案自体はなるほどと思う。
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