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七月七日
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商品レビュー
4.2
9件のお客様レビュー
読みながらニコラス・ケイジ主演の戦争映画を思い出した。映画も日本軍を相手の攻防戦だった。 主人公の「語学兵」についている護衛兵も、映画のように「不測の事態には射殺せよ」と命令を受けていたかもしれない。 時代考証や武器等の細かい説明(でいいのかな?)もさすがは古処誠二さんだ...
読みながらニコラス・ケイジ主演の戦争映画を思い出した。映画も日本軍を相手の攻防戦だった。 主人公の「語学兵」についている護衛兵も、映画のように「不測の事態には射殺せよ」と命令を受けていたかもしれない。 時代考証や武器等の細かい説明(でいいのかな?)もさすがは古処誠二さんだと感じた。変わったタイトルだと思っていたけれど、読後には、とても素敵なタイトルだと感じた。
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どちらかしか選ばせてもらえないから、どちらを選ぼうとどちらにもなれない。 はじめから負け戦。 どうしたって下らないことにしかなりようがない。
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<サイパン戦> 米軍・日系二世語学兵のお話。 ショーティの頑な部分、アメリカの側から見るからこその日本人の愚かな部分、純粋な部分、彼らに言わせればクレイジーな部分、そう言うものを噛み締める、でも日本人である語学兵からは見える、アメリカ人の、そう言った部分。 古処作品の本当にすごい...
<サイパン戦> 米軍・日系二世語学兵のお話。 ショーティの頑な部分、アメリカの側から見るからこその日本人の愚かな部分、純粋な部分、彼らに言わせればクレイジーな部分、そう言うものを噛み締める、でも日本人である語学兵からは見える、アメリカ人の、そう言った部分。 古処作品の本当にすごい所は、視線の冷静さ、そこから生まれる感情に頼らない状況の描写、のような気がします。 だからこそ読後に問われている感覚。「人間てなんだ?」古処さんの本を読むと、しばし呆然としてしまうのでした。
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