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意志と表象としての世界(1) 中公クラシックス
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意志と表象としての世界(1) 中公クラシックス

アルトゥル・ショーペンハウアー(著者), 西尾幹二(訳者)

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意志と表象としての世界(1) 中公クラシックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2004/08/10
JAN 9784121600691

意志と表象としての世界(1)

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商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

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2024/09/26

自分が感じている環境としての表象。世界を究極的に説明する言葉としてショーペンハウアーは意志を提案する。

Posted by ブクログ

2024/08/16

『意志と表象としての世界』はかなりの大作です。これを完全に理解するのは当時の人たちにとっても現代の私達にとっても至難の業です。 しかも驚くべきことに著者のショーペンハウアー自身が序文でとてつもないことを述べるのです。 彼はまず言います。この本は2回読まねばわからぬと。 こんな難し...

『意志と表象としての世界』はかなりの大作です。これを完全に理解するのは当時の人たちにとっても現代の私達にとっても至難の業です。 しかも驚くべきことに著者のショーペンハウアー自身が序文でとてつもないことを述べるのです。 彼はまず言います。この本は2回読まねばわからぬと。 こんな難しくてしかも長い本を2回も読めと。しかも1回目はまずわからないだろうから忍耐が必要だと最初から宣言するのです。さすがショーペンハウアー、言うことが違います。 他にも驚きの言葉がどんどん出てきます。やはりこの作品は一筋縄ではいきません

Posted by ブクログ

2024/01/15

ばりおもろい。 ニーチェの哲学的熱情を駆り立てたショーペンおじさんの主著であり、二十世紀の西洋思想を語る上で特に重要な一冊。 時間と空間の考察を読むあいだアインシュタインの相対性理論が脳内をチラチラしたが、案の定アインシュタインはショーペンハウアーを深く敬愛していたらしい。 科学...

ばりおもろい。 ニーチェの哲学的熱情を駆り立てたショーペンおじさんの主著であり、二十世紀の西洋思想を語る上で特に重要な一冊。 時間と空間の考察を読むあいだアインシュタインの相対性理論が脳内をチラチラしたが、案の定アインシュタインはショーペンハウアーを深く敬愛していたらしい。 科学的努力とは世界の仕組みを理解するのに欠かせないが、我々人間という意識主体を説明するのには不十分で、そこには「哲学」や「思想」が必要になる。 主観と客観は表象によって統合されていて、我々の無方向で盲目的な意志だけがあるのみ。 人の根源的な欲動性や力の偏在を認めるあたり、その後出てくるフロイトやニーチェの思想にも接近していく。 まさに二十世紀を生み出す礎石としてのドイツ哲学。 これからが楽しみ。

Posted by ブクログ

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