- 中古
- 書籍
- 書籍
嗤う闇 新潮エンターテインメント倶楽部
定価 ¥1,540
385円 定価より1,155円(75%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2004/03/20 |
JAN | 9784106026577 |
- 書籍
- 書籍
嗤う闇
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
嗤う闇
¥385
在庫なし
商品レビュー
3.5
28件のお客様レビュー
音道貴子シリーズ短編集第3弾。短編集第2弾に続き再読。 納められている4編は初出が前後しており、巻末の初出一覧の発表順に読んだ方が、より理解できたかも。 『その夜の二人』は、貴子は巡査部長に昇進し、隅田川東署刑事課に異動したばかりでの出来事。玉城刑事とともに、主婦殺害未遂事件を追...
音道貴子シリーズ短編集第3弾。短編集第2弾に続き再読。 納められている4編は初出が前後しており、巻末の初出一覧の発表順に読んだ方が、より理解できたかも。 『その夜の二人』は、貴子は巡査部長に昇進し、隅田川東署刑事課に異動したばかりでの出来事。玉城刑事とともに、主婦殺害未遂事件を追う。人付き合いも良く世話好きで全く悪口というものを聞かない主婦が何故襲われたのか、捜査は難航する。やがて明らかになった事実は・・・。 『残りの春』は、キャリアの沢木警部補とバディを組み、老人問題と地元の住民からの苦情に対処。この沢木警部補、一回りも年下のうえ、口の利き方も聞き込みも判らず、さすがの貴子も持て余している。 『木綿の部屋』は、あの皇帝ペンギン=滝沢刑事が貴子になんと助力を求め、彼のプライバシーが明かされるというユニークな1編となっている。娘のために四苦八苦し、滝沢はひどく疲れた顔をしていて、「この男もやがて老いていく」のだと、貴子が思う。 表題作の『嗤う闇』は、連続するレイプ事件を追う。『鎖』でレイプ被害者になる寸前まで追い込まれた経験を持つ貴子は、この手の犯罪に対して思い入れがあり、必死に捜査を続ける。ひょんなことから、恋人晃一がその犯人と疑われる事態も発生し、貴子はより一層犯人検挙に邁進する。 再読残りは、長編『風の墓碑銘』か。
Posted by
滝沢の生活の一部が見られる「木綿の部屋」、 今も平気で起こっているレイプについて書かれたタイトルにある「嗤う闇」 が良かった。 著者について自分は人物の心情と場面をとても丁寧に書く人だとこのシリーズを読んでいて思っていて、それが今回の「嗤う闇」については短編でそのとある描写につい...
滝沢の生活の一部が見られる「木綿の部屋」、 今も平気で起こっているレイプについて書かれたタイトルにある「嗤う闇」 が良かった。 著者について自分は人物の心情と場面をとても丁寧に書く人だとこのシリーズを読んでいて思っていて、それが今回の「嗤う闇」については短編でそのとある描写については簡潔に書いてあるにも関わらず、胸糞が悪くなるような印象さえ感じた。
Posted by
音道刑事シリーズ第5弾。 短編シリーズとしては第3弾。 ・その夜の二人 ・残りの春 ・木綿の部屋 ・嗤う闇 この作品では音道貴子は巡査部長に昇進し、機動捜査隊から隅田川東署に異動しています。 お馴染みの滝沢刑事も出てます。 安心して読める一冊でした。
Posted by