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森のなかの海(下) 長編小説 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2004/09/08 |
JAN | 9784334737412 |
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森のなかの海(下)
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商品レビュー
4
28件のお客様レビュー
山荘の持ち主だった毛…
山荘の持ち主だった毛利カナ江が遺した謎が次第に解き明かされ、物語の展開が速くなっていきます。それと並行して、それぞれの人が震災の後遺症から再生していく姿が、小さな木が絡みあい巨木となっていく様(物語中の「ターハイ」)と重なり合い、読後は前向きな清々しい気持ちになりました。
文庫OFF
下巻は時代背景などの話もあり少し時間がかかってしまった。 だが、知らない間にページが進み時間が随分経っているという感覚だった。 落ち着いた良い時間を過ごすことができた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんでしょう、これは。 読者アンケートの結果が悪くて、連載を打ち切りになったのでしょうか。 上巻は、ちょっと上手くいきすぎな感はあったけれども、震災から立ち直るための居場所づくり(主人公である希美子や、彼女が引き取った少女たちの)は地に足がついたものだった。 親の愛情に恵まれなくて、自分勝手だったり、気が短くて飽きっぽかったりした少女たちを、仕事を与えることで生活習慣や一般常識を多少とはいえ身につけさせた。 しかし下巻にきてその流れは失速。 希美子に山荘を遺した老女の人生の謎を追う方が主眼になっていて、10人もの少女を預かっているのに、その書き分けもほとんどできていない。 実の息子二人はもっと影が薄い。 小学生の息子と、未成年の少女たちを預かっておきながら、下関に行ったり吉野に行ったり。 その間家の様子を気にかける風もない。 そして、これが作者は書きたかったのだろうけれど、戦後、日本の教育の不毛のせいで、古き良き日本が失われてしまったこと。 それを取り返すには教育を変えねばならないことが、これでもかと主張される。 その説に全くの反対ではないけれど、登場人物たちがあまりにも声高に主張すると、こちらとしては引いてしまう。 結果、阪神大震災はただのネタ振りとなり、希美子の家族は単なる賑やかしとなってしまった。 だって少女たちが成長するところを書いていないんだもの。 数々の伏線が回収されないまま放置 上巻が面白かっただけに、残念でならない。
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