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琉球布紀行 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2004/04/01 |
JAN | 9784101388045 |
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琉球布紀行
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
2019年11月読了。 そもそも着物を興味関心を持って見る、眺めるという習慣がないのでなかなか馴染みにくい分野なんだけど、沖縄工芸の重要な一角を成す染色とか織物というエリアに関する著作なので先ずは読んでみた。 決して豊かとは言えない自然や経済の環境の中から生まれた知恵の産物として...
2019年11月読了。 そもそも着物を興味関心を持って見る、眺めるという習慣がないのでなかなか馴染みにくい分野なんだけど、沖縄工芸の重要な一角を成す染色とか織物というエリアに関する著作なので先ずは読んでみた。 決して豊かとは言えない自然や経済の環境の中から生まれた知恵の産物としての沖縄の染色や織物なんだなということが、個々の作家に纏わる記事から読み取れる。 そう考えると何故自分が沖縄の工芸とか民藝と呼ばれる分野に関心を持つのか分かってきた。物質とか時間とか資金とか環境とか、決して恵まれた、否、むしろ貧しいともいる逆境にあって倦まず弛まず良い物を作ろうという考え方が、何となく自分にはフィットしているように、最近頓に思う。
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沖縄に行ったら、布紀行する。首里のびん型、読谷(よみたん)の花織、奄美や久米島の紬、宮古上布、芭蕉布 布の本と思ったが、人の本だった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2008年(底本2004年)刊。「密約」の著者が「琉球」を題材とした書だったので手に入れたが、大島紬や琉球各地の染物・織物とそれを作り続ける現在の匠たちの模様を描いた作品。かかる文化的な薫りのする書は最も苦手(違いや差、良し悪しが良く判らない)で、読み始めてシマッタと感じてしまった書。染色等に興味のある方なら面白い題材かも。なお、所々、取材対象者の沖縄戦の経験談や、沖縄戦の模様が挿入されるのは著者らしい点か。PS.日本人、というよりウチナンチューの琉球布に賭ける職人物語として読めばよかったのかも…。
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