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琉球布紀行 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
| 発売年月日 | 2004/04/01 |
| JAN | 9784101388045 |
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琉球布紀行
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琉球布紀行
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商品レビュー
4.4
6件のお客様レビュー
琉球の布というと、紅型。 こういう本を選ぶ割に、実はそれほど紅型に心を惹かれたことはなかった。 もしかすると、観光客向けのレプリカばかり見ていたからかもしれない。 本書を見ていて、そんなことにも気づいた。 澤地久枝と言えば、昭和史や太平洋戦争を扱うジャーナリストというイメージし...
琉球の布というと、紅型。 こういう本を選ぶ割に、実はそれほど紅型に心を惹かれたことはなかった。 もしかすると、観光客向けのレプリカばかり見ていたからかもしれない。 本書を見ていて、そんなことにも気づいた。 澤地久枝と言えば、昭和史や太平洋戦争を扱うジャーナリストというイメージしかなかった。 が、琉球・奄美の布に心を寄せ、沖縄に移り住み、精力的にこの地方を回って取材をしていたのだと知る。 本書で取り上げる琉球の布は次のようなもの。 ・首里の紅型 ・読谷山花織(はなうぃ) ・奄美大島紬 ・久米島紬 ・宮古上布 ・喜如嘉の芭蕉布 ・八重山上布 ・与那国織 ・琉球絣 ・首里織 それぞれの産地をめぐり、作家・織りや染めの職人を尋ねたり、時に自分も織を習ったりして取材する。 だから、それぞれの章は、近代以降のそれぞれの織物の歴史を紹介するのと並んで、作者・職人の人生をたどっていく。 また、だから多くの章では、避けがたく沖縄戦のことが出てくる。 一家離散、戦後も材料がなく苦労したこと。 あるいは社会が変わってしまって、担い手が絶え、苦労して再現したこと。 工房を構え、雇っている人の生活のために、長時間の重労働をせざるをえないこと。 さまざまな困難と、経済的な報われなさがある。 どのような織物・染物なのかというのは、なかなか言葉だけで理解するのは難しいが、本書はたくさんの写真が添えられている。 読むのに疲れたら、写真を眺めるだけでも楽しめる。 花織の、膨大な手間をかけて実現される可憐な模様。 人間国宝となった宮原初子の花倉織の作品の美しさには圧倒された。 花倉織は、もともと王家のための織物で一時絶えてしまったもので、宮原さんによって再現されたそうだ。 琉球の布というと、派手な紅型と素朴な芭蕉布くらいしかイメージがなかったのが、この本によってずっと多様で面白いものだと、初めて分かった。
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2019年11月読了。 そもそも着物を興味関心を持って見る、眺めるという習慣がないのでなかなか馴染みにくい分野なんだけど、沖縄工芸の重要な一角を成す染色とか織物というエリアに関する著作なので先ずは読んでみた。 決して豊かとは言えない自然や経済の環境の中から生まれた知恵の産物として...
2019年11月読了。 そもそも着物を興味関心を持って見る、眺めるという習慣がないのでなかなか馴染みにくい分野なんだけど、沖縄工芸の重要な一角を成す染色とか織物というエリアに関する著作なので先ずは読んでみた。 決して豊かとは言えない自然や経済の環境の中から生まれた知恵の産物としての沖縄の染色や織物なんだなということが、個々の作家に纏わる記事から読み取れる。 そう考えると何故自分が沖縄の工芸とか民藝と呼ばれる分野に関心を持つのか分かってきた。物質とか時間とか資金とか環境とか、決して恵まれた、否、むしろ貧しいともいる逆境にあって倦まず弛まず良い物を作ろうという考え方が、何となく自分にはフィットしているように、最近頓に思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2008年(底本2004年)刊。「密約」の著者が「琉球」を題材とした書だったので手に入れたが、大島紬や琉球各地の染物・織物とそれを作り続ける現在の匠たちの模様を描いた作品。かかる文化的な薫りのする書は最も苦手(違いや差、良し悪しが良く判らない)で、読み始めてシマッタと感じてしまった書。染色等に興味のある方なら面白い題材かも。なお、所々、取材対象者の沖縄戦の経験談や、沖縄戦の模様が挿入されるのは著者らしい点か。PS.日本人、というよりウチナンチューの琉球布に賭ける職人物語として読めばよかったのかも…。
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