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鷲田清一 着飾る自分、質素な自分 別冊 課外授業ようこそ先輩
定価 ¥1,540
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KTC中央出版 |
発売年月日 | 2004/01/15 |
JAN | 9784877582586 |
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鷲田清一 着飾る自分、質素な自分
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
鷲田先生の本を久しぶりに読みたくなって、偶然、手にとった。子どもたちとのやりとりがすごくいい。そしてp182~の「悪い看護婦」の話がガツンと印象的だった。
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自分に対する自分と、他人に対する自分のバランスをとろう。 なぜ服を選ぶのか?服を選ぶということにどんな意味があるのだろうか? 小学生対象の授業の記録として作られた本ということもあり、とても読みやすかった。
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先日は、鷲田先生の「顔の現象学」を読んだが、今回は、先生お得意の「衣装:着ること」について。本の元になっているのは、NHKで放送された、「課外事業 ようこそ先輩」という番組で、有名人が母校の小学校に行って授業を行うというもの。「着飾る自分、質素な自分」というタイトルで、小学生とワ...
先日は、鷲田先生の「顔の現象学」を読んだが、今回は、先生お得意の「衣装:着ること」について。本の元になっているのは、NHKで放送された、「課外事業 ようこそ先輩」という番組で、有名人が母校の小学校に行って授業を行うというもの。「着飾る自分、質素な自分」というタイトルで、小学生とワークショップ形式で、哲学対話を試みている。 京都育ちの鷲田先生は、舞妓さんと坊さんという、着るものについて両極端の人たちと、子供のころから身近に接していた。このため、身にまとうものについて意識的だったようだ。 衣装・モードなど、極めて恣意的でおよそ変化してやまないものを、哲学という変化の奥にあるものの探求手段とするところが面白い。 自分と自分に対する関係、自分と他人に対する関係を考えるのに、衣装や顔といった対象は格好のテーマである。 あらためて、自分の着るものや顔について、なぜを問い返してみると、凝り固まった自我に囚われていたことに気づく。私自身、先日自身の誕生日を境に、自然とそのことを問い直し始めており、色々と変化させることに手を付け始めていた。 丁度今週、鷲田先生の「顔の現象学」についてのワークショップに参加する予定だ。自発的に起こった自分の中の変化を加速させる契機としたい。哲学のワークショップは久々なので、この本の元になった番組レベルに、お手柔らかに願いたいものだ。
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