鷲田清一 着飾る自分、質素な自分 の商品レビュー
鷲田先生の本を久しぶりに読みたくなって、偶然、手にとった。子どもたちとのやりとりがすごくいい。そしてp182~の「悪い看護婦」の話がガツンと印象的だった。
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自分に対する自分と、他人に対する自分のバランスをとろう。 なぜ服を選ぶのか?服を選ぶということにどんな意味があるのだろうか? 小学生対象の授業の記録として作られた本ということもあり、とても読みやすかった。
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先日は、鷲田先生の「顔の現象学」を読んだが、今回は、先生お得意の「衣装:着ること」について。本の元になっているのは、NHKで放送された、「課外事業 ようこそ先輩」という番組で、有名人が母校の小学校に行って授業を行うというもの。「着飾る自分、質素な自分」というタイトルで、小学生とワ...
先日は、鷲田先生の「顔の現象学」を読んだが、今回は、先生お得意の「衣装:着ること」について。本の元になっているのは、NHKで放送された、「課外事業 ようこそ先輩」という番組で、有名人が母校の小学校に行って授業を行うというもの。「着飾る自分、質素な自分」というタイトルで、小学生とワークショップ形式で、哲学対話を試みている。 京都育ちの鷲田先生は、舞妓さんと坊さんという、着るものについて両極端の人たちと、子供のころから身近に接していた。このため、身にまとうものについて意識的だったようだ。 衣装・モードなど、極めて恣意的でおよそ変化してやまないものを、哲学という変化の奥にあるものの探求手段とするところが面白い。 自分と自分に対する関係、自分と他人に対する関係を考えるのに、衣装や顔といった対象は格好のテーマである。 あらためて、自分の着るものや顔について、なぜを問い返してみると、凝り固まった自我に囚われていたことに気づく。私自身、先日自身の誕生日を境に、自然とそのことを問い直し始めており、色々と変化させることに手を付け始めていた。 丁度今週、鷲田先生の「顔の現象学」についてのワークショップに参加する予定だ。自発的に起こった自分の中の変化を加速させる契機としたい。哲学のワークショップは久々なので、この本の元になった番組レベルに、お手柔らかに願いたいものだ。
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小学生相手に、がんばったなー という印象(´ω`) かわいらしい感じでまとまってます。 服の持つ意味について深く考えたことのある小学生はほぼ皆無だろうから、おもしろい授業だっただろう。 私も袈裟の意味やファッション専門学校の人の考えが知れて興味深かった。 最後の小学生たちの感想が...
小学生相手に、がんばったなー という印象(´ω`) かわいらしい感じでまとまってます。 服の持つ意味について深く考えたことのある小学生はほぼ皆無だろうから、おもしろい授業だっただろう。 私も袈裟の意味やファッション専門学校の人の考えが知れて興味深かった。 最後の小学生たちの感想が「意外とわかりやすかった」「よく分からなかった」など一人ひとり捉え方が全く違ったのもおもしろい。
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私は、鷲田先生ファンです。結構難しい哲学書が読めない私には、特にこの本は小学6年生への課外授業を編集したのもでわかりやすい言葉を使ってらっしゃるので読みやすかったです。やっぱり私にとっても「服」と「自分」と「他者」との関係を自分の哲学的問題として持っている一人なので、これからも鷲...
私は、鷲田先生ファンです。結構難しい哲学書が読めない私には、特にこの本は小学6年生への課外授業を編集したのもでわかりやすい言葉を使ってらっしゃるので読みやすかったです。やっぱり私にとっても「服」と「自分」と「他者」との関係を自分の哲学的問題として持っている一人なので、これからも鷲田先生のファッション論は読みます。この本で服装を4つのベクトルで現した図があったのですが、あれはすごくわかりやすいですね。服のカテゴリーかー!なるほろです。
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