ペテルブルグ物語 ネフスキイ大通り・鼻・外套 ロシア名作ライブラリー6

ニコライ・ゴーゴリ(著者), エイヘンバウム(編者), 船木裕(訳者)

• 内容紹介: 内容:ネフスキイ大通り. 鼻. 外套
• 販売会社／発売会社: 群像社/
• 発売年月日: 2004/07/06
• JAN: 9784905821267

商品レビュー

2010/05/28

ゴーゴリがペテルブル…

[文庫ＯＦＦ]

ゴーゴリがペテルブルグの街を舞台に描く、ロシアの市井の人々の暮らしは、濃密な生の息遣いが感じられます。

2020/08/04

ゴーゴリといえばノルシュテインの外套。
でも魔界探偵のゴーゴリを見てしまったので、ちゃんと読みたくなって。いやシュールで面白かった。そして恐ろしいほど官僚階級社会というか、滑稽で笑っちゃうくらいです。外套でアカーキーが権力を誇示したい上司に必要以上に罵られて気落ちして病気になる場面は心痛みました。今と変わらないよね・・・

2012/03/21

ネフスキイ通りを歩く２人の男に焦点を当て、
彼らに起こった奇妙な数日がテンポよく語られる。
語り口が第三者でナレーターのような軽妙さがあるところがゴーゴリの楽しさ。
２人目に話が移るときに、
フランス映画のように「では、この中尉の方に話を移すことにしよう。」
という視点の変えさせかたが好き。