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ポル・ポト“革命"史 虐殺と破壊の四年間 講談社選書メチエ305
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2004/07/10 |
| JAN | 9784062583053 |
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ポル・ポト“革命"史
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ポル・ポト“革命"史
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「セミナーから帰ってくるたびに、ポル・ポトに忠実な気持ちになり、感謝と信頼でいっぱいになった……自分の命を危険にさらしてでも、早く彼の教えを実行に移したくなった」 「ポル・ポトはユーモアは最高だ。ユーモアがあり……ゆるぎない自信を持っていた」 元幹部の証言から、ポル・ポトとは独裁...
「セミナーから帰ってくるたびに、ポル・ポトに忠実な気持ちになり、感謝と信頼でいっぱいになった……自分の命を危険にさらしてでも、早く彼の教えを実行に移したくなった」 「ポル・ポトはユーモアは最高だ。ユーモアがあり……ゆるぎない自信を持っていた」 元幹部の証言から、ポル・ポトとは独裁者というよりは新興宗教の教祖のようだ。 筆者をスパイ扱いせず、開放してくれたサルーン司令官が粛清された件が辛すぎる。大虐殺によって家族を失った弁護士が虐殺の指導者たちを弁護した件も、人としての徳の違いが表れている。善良なカンボジアの人たちが理想を託して、支持したクメール・ルージュという悪魔に蹂躙された20世紀の悲劇。 拷問や虐殺を実行した強制収容所の所長ドッチは、逮捕後、キリスト教徒に改宗して、難民救助活動をするようになったが、罪滅ぼしのつもりなのだろうか。 ドッチが虐殺責任四人組と呼んだ者たちが罪の擦り付け合いをしているのが、救いようがない。 恐ろしいのは、2003年「カンボジア・デイリー」紙への「この国にもヒトラーのように国を愛し、スターリンのように真面目な、立派な指導者が欲しい」という投書だ。 かつてポル・ポト派だった者たちが袂を分かち、政府首脳となった結果、学校教育でクメール・ルージュによる大虐殺を教えなかったせいだろう。 ポル・ポトの罪は暴かれたが、粛清と虐殺の歴史は風化しつつあるカンボジアの悲しい現実を知った。
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カンボジアの全人口800万人の内、約2割に当たる150万人を虐殺した上、反省も後悔もなくベッドの上で死んでいったポルポト。 彼と彼の率いたクメール•ルージュの幹部たちは、 フランスに留学したスーパー•エリートたちだ。 何故、そんな開明的なエリートたちが、同じ国民を平気で殺戮する化...
カンボジアの全人口800万人の内、約2割に当たる150万人を虐殺した上、反省も後悔もなくベッドの上で死んでいったポルポト。 彼と彼の率いたクメール•ルージュの幹部たちは、 フランスに留学したスーパー•エリートたちだ。 何故、そんな開明的なエリートたちが、同じ国民を平気で殺戮する化物になってしまったのか? その謎に迫る。 それは、我々も身近で体験している。 オウム真理教事件だ。 本書世界中のどこにでもある内ゲバの論理、民族浄化の論理を如何に乗り越えるかという課題に取り組んだものだ。 内ゲバの論理は、ドストエフスキーが執拗に追い求め、日本でも共産党革命に参画した埴谷雄高、ドストエフスキーから甚大な影響を受けた高橋和巳、新左翼運動の挫折(連合赤軍事件)を経験した笠井潔が、格闘している。 革命を目指す限り、乗り越えなければならない大きな課題を、痛ましい歴史的実験として示したポルポト革命を具体的題材として考えることは現代人全体に与えられた課題と言える。
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ジャーナリストの書いたもので、臨場感はあっていい。あまり細かい裏付けや考察には欠ける印象があるが、「ポル・ポト革命」とは何だったのか、を知るには読みやすいしコンパクトにまとまっている。 共産主義がどうとかではなくて、単にシロウトが"俺の考えた最強の政策"を、議...
ジャーナリストの書いたもので、臨場感はあっていい。あまり細かい裏付けや考察には欠ける印象があるが、「ポル・ポト革命」とは何だったのか、を知るには読みやすいしコンパクトにまとまっている。 共産主義がどうとかではなくて、単にシロウトが"俺の考えた最強の政策"を、議論にも諮らず、事後の検証もせず、異論のある人間を排除していった、そのやり方の行きつく先はこういうものだ、ということだろう。その意味では、まったく今の日本は「ポル・ポト化」しかけているのではないか?! 時間はかかっても広く意見を汲むこと、事後の結果・途中経過の検証をすること、異論を排除しない、ということ、これらはとても大事なことなのではないか、今の日本はまったく出来ていないのではないか、と空恐ろしくなる。。
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