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悲劇の誕生 岩波文庫
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悲劇の誕生 岩波文庫

フリードリヒ・ニーチェ(著者), 秋山英夫(訳者)

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悲劇の誕生 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2003/01/27
JAN 9784003363911

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商品レビュー

4

27件のお客様レビュー

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2010/05/28

ギリシャ神話について…

ギリシャ神話について書かれた作品。レポートの課題として読みましたが、非常に難解で、理解するのにはかなりの努力を要しました。読む前に、下敷きとして、『ニーチェ入門』や『これがニーチェだ』などを読んでおくといいと思います。難解ですが、じっくり読めばわかります。そして、僕は、ニーチェの...

ギリシャ神話について書かれた作品。レポートの課題として読みましたが、非常に難解で、理解するのにはかなりの努力を要しました。読む前に、下敷きとして、『ニーチェ入門』や『これがニーチェだ』などを読んでおくといいと思います。難解ですが、じっくり読めばわかります。そして、僕は、ニーチェの人生観は嫌いです。

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2010/05/28

ワーグナーの楽劇を、…

ワーグナーの楽劇を、現代ドイツ精神の復興、「悲劇の再生」として謳歌する。この書でニーチェは、早くも論理の世界を超えた詩人の顔をのぞかせる。

文庫OFF

2024/12/31

学術的な文体からはかけ離れた文章であることには違いないが、それでも読むものに良い知れぬ高揚感を覚えさせる魔力を感じた。アフォリズムの名手ニーチェの最初の発露を見る思いだった。 高校生の頃に『ツァラトゥストラ』を途中まで読んで挫折したのだが、この本は古代ギリシア悲劇という具体的な題...

学術的な文体からはかけ離れた文章であることには違いないが、それでも読むものに良い知れぬ高揚感を覚えさせる魔力を感じた。アフォリズムの名手ニーチェの最初の発露を見る思いだった。 高校生の頃に『ツァラトゥストラ』を途中まで読んで挫折したのだが、この本は古代ギリシア悲劇という具体的な題材が明確であった分読みやすかった。わたしはあまり事情に明るくないのだが、悲劇がディデュランボス由来だというのは定説らしい。むしろ、一切の芸術の根源をショーペンハウアー的な「世界意志」の発露たる音楽に求め、それを「ディオニュソス的」という術語にまとめあげた点が独特でありまた避難の窓となった由来でもあろう。 のちの『ツァラトゥストラ』では正面切って描かれるようなキリスト教批判は、ここではラテン的なフランス文化「ソクラテス的文化」の名で攻撃されている。専門化を続け世界の本質を尊大にも把握可能だと任ずる科学的世界観への批判は、以上のキリスト教批判とは少し批判のベクトルが違うが、ともに現代を黄昏の時代と断ずる社会批判が光るところだろう。 最も印象深かったのは、アポロ的な個体化の芸術を生の苦悶から逃避するための幻惑と捉えたところだった。まあそこはショーペンハウアーとほぼ同じだが。わたしはこの方が後期のニーチェよりも好きだ。

Posted by ブクログ