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江戸の絵を愉しむ 視覚のトリック 岩波新書
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江戸の絵を愉しむ 視覚のトリック 岩波新書

榊原悟(著者)

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江戸の絵を愉しむ 視覚のトリック 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2003/06/20
JAN 9784004308430

江戸の絵を愉しむ

¥110

商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2017/10/08

江戸の絵を書いた画家たちの創意工夫や、当時の思想などが、知識の全くない人にもわかりやすく書かれています。美術館で絵を見ると、絵巻を、襖絵を、掛幅画(掛軸)を、「ひらいて」見ることは難しいですが、当時は「ひらいて」見たのだと知っているだけで、今までと違った見方ができると思いました。...

江戸の絵を書いた画家たちの創意工夫や、当時の思想などが、知識の全くない人にもわかりやすく書かれています。美術館で絵を見ると、絵巻を、襖絵を、掛幅画(掛軸)を、「ひらいて」見ることは難しいですが、当時は「ひらいて」見たのだと知っているだけで、今までと違った見方ができると思いました。 この本を読むと、もっと江戸の絵を愉しめるようになりそうです。実物の絵を見たくなりました。

Posted by ブクログ

2017/10/05

芦雪以外の作品も含めて、江戸時代の日本画の面白い見方、視点が紹介されている。例えば芦雪の虎図襖絵は、襖絵だからこその動くという特性、即ち紙芝居効果を芦雪は考えたうえで描いたのではないかと紹介している。確かに取り上げられている名古屋城上洛殿襖絵や芦雪の虎図などを、実際の部屋の襖とし...

芦雪以外の作品も含めて、江戸時代の日本画の面白い見方、視点が紹介されている。例えば芦雪の虎図襖絵は、襖絵だからこその動くという特性、即ち紙芝居効果を芦雪は考えたうえで描いたのではないかと紹介している。確かに取り上げられている名古屋城上洛殿襖絵や芦雪の虎図などを、実際の部屋の襖として閉められている図、開ける時の図、閉める時の図を文中の図のイメージに助けられて思い描くと、おお!、なるほど!と驚きの納得がある。他にも襖絵に描かれた絵同士の視線の話や、絵巻、掛け軸を開きながら眺める時の空間、時間効果などもワクワク感をかきたてられ、実物を見たい!と思わせてくれるお話が並んでいた。

Posted by ブクログ

2017/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 襖絵を「開ける」。  すると図様に消える部分と残る部分とが生じる。襖絵の宿命だ。しかし、名古屋城上洛殿襖絵の場合、この残る部分に主たるモチーフを配すことによって、この宿命を克服し、あまつさえテーマを鮮明化させることに成功した。  開けた襖絵は閉めねばならぬ。  これもまた「可動性」のひとつだ。「閉める」。そのとたん、わたしたちの視界から一瞬消えていた『虎』が、突然、巨大な姿を現す。その唐突さが、画面から飛び出さんばかりの『虎』の勢いに、いっそう拍車をかける。「開ける」「閉める」。その度ごとに『虎』は消え、出現する。まるで紙芝居だ。その視覚的意外性に人びとは手を打って喜んだにちがいない。(p.42)  大江戸人士の見る力ー視覚を高めたというならば、顕微鏡、望遠鏡なども忘れてはなるまい。前述した「七面鏡」や、覗眼鏡もふくめて、すべてこの時代オランダ船が舶載したものだ。それらの珍しい光学機器のレンズの向こうに現れる天体の姿や微小の世界は、通常の視覚ではとらえることができないはずだ。その「かたち」が意外であったことはいうまでもない。(p.138)  それぞれの時代の人びとの「眼」が何に向けられていたか、その関心の所在を、その時代が生み出した「かたち」を通じて分析し、明らかにすること、それが美術史だ、と。わたしなりの精一杯の答えだ。(p.211)

Posted by ブクログ

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