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ローワンと白い魔物 リンの谷のローワン5
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ローワンと白い魔物 リンの谷のローワン5

エミリー・ロッダ(著者), さくまゆみこ(訳者)

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ローワンと白い魔物 リンの谷のローワン5

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 あすなろ書房
発売年月日 2003/07/30
JAN 9784751521151
関連ワードエミリー・ロッダ / さくまゆみこ / 絵本・児童書

ローワンと白い魔物

¥990

商品レビュー

4.5

23件のお客様レビュー

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2025/04/16

暦の上ではとっくに春のはずなのに、いつまでも厳しい冬が居座るリンの谷。その謎を知るため、また解決の糸口を探すため、ローワンは仲間と共にバクシャーを追って魔の山へと登ってゆく。そこで待ち受ける試練とは!リンの谷ローワンシリーズ最終巻!! ローワン…大きくなったねえ。相変わらず怖が...

暦の上ではとっくに春のはずなのに、いつまでも厳しい冬が居座るリンの谷。その謎を知るため、また解決の糸口を探すため、ローワンは仲間と共にバクシャーを追って魔の山へと登ってゆく。そこで待ち受ける試練とは!リンの谷ローワンシリーズ最終巻!! ローワン…大きくなったねえ。相変わらず怖がりで引っ込み思案だけれど、きちんと覚悟を決めて仲間を信じて冒険したんだねえ。と、まるで親戚のおばちゃんのような気持ちに。 シリーズのはじめから、バクシャーという動物って不思議だなあと思っていたんだけど、今回その由来が明らかになって、リンの谷の民だけでなく、マリスの民や旅の人たち、ゼバックを含む、この世界の過去が分かった。前作までとの繋がりもあって、作者はどこから考えていたのかなーと発想の大きさにびっくりしちゃう。 訳者あとがきを読むと、シリーズはまだまだ続きそうな感じなんだけど…続いて欲しい!続き読みたい!! ネタバレ。 なぜローワンが毎回試練にさらされるのか、シバとの繋がり、類似性や将来シバを継ぐ存在なんだろうなということまで仄めかされていて、でも、きっとシバとは違って嫌われ者にはならないんだろうなというところまで想像できたのが嬉しかったな。

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2024/10/14

最終巻! 冬は来ても春は遠かった。終わらない冬の原因を見つけるため、再び魔の山に登る。表紙になってる毛皮コート暖かそう。 4巻で明かされたと思っていたリンの谷の歴史にはまだ続きがあったことにびっくり。正直4巻で終わりにしても良いんじゃないかと思ったくらい、色々丸く収まった感があ...

最終巻! 冬は来ても春は遠かった。終わらない冬の原因を見つけるため、再び魔の山に登る。表紙になってる毛皮コート暖かそう。 4巻で明かされたと思っていたリンの谷の歴史にはまだ続きがあったことにびっくり。正直4巻で終わりにしても良いんじゃないかと思ったくらい、色々丸く収まった感があった。でも全貌がわかった時、5巻で明かされる歴史は知っておくべきことだと思った。歴史を受け入れるって大事なんだよな。 メビウスの輪みたいな、歴史の繰り返し。自然との共存、人間のちょっとした愚かさ、そういうものが描かれていて、うーんこれは小学生の時は理解できなかったなという、大人の伏線を回収した。 ふと気になったのは、この手の物語によく付いてる"地図"がないこと。リンの谷よりマリスの街の方が暖かい、という説明が出てきて、そうだったのかという感じ。まあなくても困らなかったけど。 あと、シリーズ通して謎解き冒険でもあって、毎回謎の詩が出てくる。何故はっきり言わずになぞなぞが出されるんだという登場人物がいて、それに対する答えが、 「たぶん生きてくってことそのものが、謎だからじゃないのかな。人生の道をたどりながら、みんな自分でその謎を解いていかなくちゃいけないのよ」 だった。 20年ぶりの再読、完走!

Posted by ブクログ

2024/03/11

長いこと積読であったリンの谷のローワンをやっつける。 非常に良く出来た児童向けファンタジーであった。読み易くぐいぐいと引きつけられ落ちもしっかりと効いている。どの巻を取っても非常に面白く読み甲斐のあるシリーズと言える。 ただ少し物足りないのも事実。細かいところまであまりにも良...

長いこと積読であったリンの谷のローワンをやっつける。 非常に良く出来た児童向けファンタジーであった。読み易くぐいぐいと引きつけられ落ちもしっかりと効いている。どの巻を取っても非常に面白く読み甲斐のあるシリーズと言える。 ただ少し物足りないのも事実。細かいところまであまりにも良く出来ていて、その過不足の無さ故、幻想小説にあってほしい「得体が知れない感」や「腑に落ちない感」が感じられないのだ。 その後同じ作者のデルトラクエストシリーズの世界と連結したらしいが、さすがにそこまで手を伸ばすのはためらわれるなぁ。

Posted by ブクログ