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ローワンと白い魔物 リンの谷のローワン5
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | あすなろ書房/ |
発売年月日 | 2003/07/30 |
JAN | 9784751521151 |
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ローワンと白い魔物
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ローワンと白い魔物
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商品レビュー
4.4
22件のお客様レビュー
最終巻! 冬は来ても春は遠かった。終わらない冬の原因を見つけるため、再び魔の山に登る。表紙になってる毛皮コート暖かそう。 4巻で明かされたと思っていたリンの谷の歴史にはまだ続きがあったことにびっくり。正直4巻で終わりにしても良いんじゃないかと思ったくらい、色々丸く収まった感があ...
最終巻! 冬は来ても春は遠かった。終わらない冬の原因を見つけるため、再び魔の山に登る。表紙になってる毛皮コート暖かそう。 4巻で明かされたと思っていたリンの谷の歴史にはまだ続きがあったことにびっくり。正直4巻で終わりにしても良いんじゃないかと思ったくらい、色々丸く収まった感があった。でも全貌がわかった時、5巻で明かされる歴史は知っておくべきことだと思った。歴史を受け入れるって大事なんだよな。 メビウスの輪みたいな、歴史の繰り返し。自然との共存、人間のちょっとした愚かさ、そういうものが描かれていて、うーんこれは小学生の時は理解できなかったなという、大人の伏線を回収した。 ふと気になったのは、この手の物語によく付いてる"地図"がないこと。リンの谷よりマリスの街の方が暖かい、という説明が出てきて、そうだったのかという感じ。まあなくても困らなかったけど。 あと、シリーズ通して謎解き冒険でもあって、毎回謎の詩が出てくる。何故はっきり言わずになぞなぞが出されるんだという登場人物がいて、それに対する答えが、 「たぶん生きてくってことそのものが、謎だからじゃないのかな。人生の道をたどりながら、みんな自分でその謎を解いていかなくちゃいけないのよ」 だった。 20年ぶりの再読、完走!
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長いこと積読であったリンの谷のローワンをやっつける。 非常に良く出来た児童向けファンタジーであった。読み易くぐいぐいと引きつけられ落ちもしっかりと効いている。どの巻を取っても非常に面白く読み甲斐のあるシリーズと言える。 ただ少し物足りないのも事実。細かいところまであまりにも良...
長いこと積読であったリンの谷のローワンをやっつける。 非常に良く出来た児童向けファンタジーであった。読み易くぐいぐいと引きつけられ落ちもしっかりと効いている。どの巻を取っても非常に面白く読み甲斐のあるシリーズと言える。 ただ少し物足りないのも事実。細かいところまであまりにも良く出来ていて、その過不足の無さ故、幻想小説にあってほしい「得体が知れない感」や「腑に落ちない感」が感じられないのだ。 その後同じ作者のデルトラクエストシリーズの世界と連結したらしいが、さすがにそこまで手を伸ばすのはためらわれるなぁ。
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ローワンシリーズ5作目の最終巻。 前回でリンの谷と関わりのある人たちが勢揃いしたので終わったのかと思えば、これが最終巻。 村が長い冬に閉ざされ、生活ができないので村を捨てて避難することから始まる。 このシリーズの勝手なテーマとして、巡ると関係し合うだと思うのだけれど、リンの谷と過...
ローワンシリーズ5作目の最終巻。 前回でリンの谷と関わりのある人たちが勢揃いしたので終わったのかと思えば、これが最終巻。 村が長い冬に閉ざされ、生活ができないので村を捨てて避難することから始まる。 このシリーズの勝手なテーマとして、巡ると関係し合うだと思うのだけれど、リンの谷と過去と今、山との関わり、バクシャーとの関わり、黄金の谷との関わり。それらが収束していくドキドキがたまらなくよかった。 ただ、ローワンは昔は臆病だったのに、今は自己犠牲が過ぎるようになったのは、試練を乗り越えすぎたからではないかと考えてしまう。
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