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戦下のレシピ 太平洋戦争下の食を知る 岩波アクティブ新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
| 発売年月日 | 2002/08/12 |
| JAN | 9784007000379 |
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戦下のレシピ
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商品レビュー
3.5
21件のお客様レビュー
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あの斎藤美奈子が2002年に出していた本。 戦時下の婦人雑誌のレシピコーナーや当時の証言から戦中の台所事情を見る一冊。 こうの史代のこの世界の片隅に、を至るところで思い出した一冊でもある。 毎ページの下半分はレシピ集であり、図版もちらちらある。 そのぶん本文の字数が少ないのもあって、あっという間に読み終えた。 印象的だったのは、戦況が激しくなるにつれ、レシピには分量が書かれなくなる、という話。 もはや手に入るものが限られていると、分量とかそういう話ではないのだ。 果ては、戦争末期に雑誌に載る食べられる草や虫の紹介。これはレシピではない…。 あげく、甘いものにとにかく飢えていた子どもたちが、疎開先で絵の上手い子に媚びへつらってなんとか描いてもらったお菓子の絵を大事に大事に持っていたという証言。 泣けてくる。 国民の平均体重が6キロも減ったという、さらりと載せられたグラフが全てを物語っている。 ものすごい事実ですよ。 軍需が全てに優先する。 それはもちろん、平常、生活、国民の命よりも、軍需が優先だということだ。 なんと、愚かしく図々しいことだろう。 …。 内容と直接は関係ないが、レシピのような簡潔な文すら、昔のものは物腰やわらかで丁寧で奥ゆかしいと思った。 意外とカレー味が多いのは、無理やり食べている食材の苦味や臭みをごまかすため、というのは納得。 しかし最後の二年ほどはカレー味の調味料も入手しづらかったのでは。 この本が出てからも、すでに四半世紀。 さて、時代は再びそちらに向かっている気がして、なんとも背筋が冷たくなる。 絶対に絶対にこんな生活は嫌。 食糧自給率の低い国なんて、輸入ストップしたら即・干上がるのは目に見えている。 油だって同じく。 近代国家とやらがいかに脆いか、この二カ月でよくわかったよ。
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