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歴史とは何か 岩波新書
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歴史とは何か 岩波新書

E.H.カー(著者), 清水幾太郎(訳者)

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歴史とは何か 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2003/04/07
JAN 9784004130017

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商品レビュー

4

107件のお客様レビュー

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2024/05/06

大学の講義にて本書の内容が複数引用されていたため、本書に興味を持った。 歴史とは過去との絶え間ない対話の過程であり、それを行う歴史家は、現代の中を生きる個人であるため、社会、文化的影響を受けている。だから歴史を研究するときは、まず歴史家自身を研究する必要があると本書から学んだ。...

大学の講義にて本書の内容が複数引用されていたため、本書に興味を持った。 歴史とは過去との絶え間ない対話の過程であり、それを行う歴史家は、現代の中を生きる個人であるため、社会、文化的影響を受けている。だから歴史を研究するときは、まず歴史家自身を研究する必要があると本書から学んだ。 歴史研究において、事実を重視し過ぎると、無味乾燥な歴史ができあがり、解釈を重視し過ぎると、懐疑主義やプラグマティズムに陥る。その間で両立が必要だと学んだ。 現在にも通じる歴史観がここにある。

Posted by ブクログ

2024/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どのような歴史を紡ぐのかは歴史家次第であり、歴史を把握する上で、歴史家の背景を考慮しなければならないことは、いかなる時代にも当てはまる普遍的な喝破であると感じた。しかし進歩の概念については、やはりカーが社会主義者であったことが関わっているのか、今の常識には当てはまらないように感じられ、新鮮でもあった。

Posted by ブクログ

2023/12/18

現代史の扱いは難しい。何故なら出来事に利害や未練を有する人たちがまだいるからである。 歴史を決定論として捉える説、偶然の連鎖として捉える説がある。いずれにせよ歴史家康とは因果経過を選択し価値観に基づき体系化する。 過去に対する建設的意見を持たぬ者は、神秘主義かニヒリズムに陥いる。...

現代史の扱いは難しい。何故なら出来事に利害や未練を有する人たちがまだいるからである。 歴史を決定論として捉える説、偶然の連鎖として捉える説がある。いずれにせよ歴史家康とは因果経過を選択し価値観に基づき体系化する。 過去に対する建設的意見を持たぬ者は、神秘主義かニヒリズムに陥いる。 進歩史観は幻想である。唯一の絶対者は変化である。優れた歴史家は狭い視野を乗り越え、未来から過去を深く洞察する。 歴史家は勝利を占めた諸力を前面に押し出し、これに敗れた諸力を背後に押し退けることによって、現存の秩序に不可避性という外観を与えるものである。

Posted by ブクログ

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